2009/6/28

南北朝時代(1390)の見事な鰐口  綾部の文化財

京都府綾部市「元何鹿郡(いかるがぐん)」中上林地区(なかかんばやし)の睦合町に京都府指定文化財の南北朝時代(1390)の京都府指定文化財の鐘・鰐口(わにぐち)を持つ宝蔵禅寺(ほうぞうぜんじ)がある。奥上林地区の訪問から帰路途中であったので当会の村上高一会長と共に立ち寄り寺院の撮影をした。この指定文化財の鰐口は現在京都府立丹後郷土資料館に寄託中であるが写真を綾部資料館より提供頂いたのでここに掲載します。この鰐口は寺伝では元々付近の薬師堂に掛かっていたもので,堂が廃された時、他の什器と共に宝蔵寺へ移されたものである。鋳銅製で両面ととも同文で甲盛が強く、圏線によって三区に分かれ、中央には撞座を設けず素文であり、古様を示す。目、口唇は同寸出で、肩部に両面耳を鋳出す。表面外区に当初の刻銘、明徳元年四月十六日(1390、南北朝時代)、裏面外区に後刻印、承応四年(1655、江戸時代)を記している。比較的小型(面径26センチ、肩厚7.6センチ)だが撞座を設けない点など古様を示し、南北朝時代の鰐口としては注目すべきものである。綾部市資料館発行「あやべ歴史のみち」より抜粋。

1.宝蔵禅寺の寺門と本堂
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2.鐘楼門
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3.境内その1.
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4.境内その2.整備中の庭園
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5.京都府指定文化財の鰐口(面径26センチ、肩厚7.6センチ)表
写真:綾部資料館提供
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6.同 上 裏面
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