2008/10/17

綾部市指定文化財「木造隋身倚像(ずいしんいぞう)を持つ坂尾呂神社  綾部の文化財

京都府綾部市「元何鹿郡(いかるがぐん)奥上林(おくかんばやし)地区の睦寄町鳥垣には「坂尾呂神社」がある。鳥垣・有安・山内・草壁の氏神である。その神宮寺として何鹿郡(いかるがぐん)唯一の天台宗寺門派の長楽寺があった。坂尾呂神社の由緒書には応永10年(1403)からはじめて天正3年(1575)までに8回の法会が神社で行なわれたことが記されている。現在の社殿は寛政11年(1799)に改築されたものである。この神社には綾部市指定文化財の2体の木造隋身倚像(ずいしん、いぞう)がある。隋身倚像(ずいしんいぞう)は神に仕える人が椅子に座っている状況を云う。両像は巾字冠(こじかん)をいだき、袍(ほう)をつけ、床几(しょうぎ)に腰をかけ、両足を下げている隋身坐像である。口をわずかに開いている阿形は両手を膝の上に置いて端座した形、口を閉じた吽形(うんぎょう)は右手を膝の上に置き、左手を横に伸ばしている形で、他はほぼ同形である。表面は彩色されていたが、今は大きく剥落している。全体に簡潔でよく整った像である。両像とも像底に銘文が墨書されているが、殆ど同文である。この両像は室尾谷神社の2体の木造隋身と同様に作者は林皎圓宗であることは明確である。銘文:阿形墨書/奉造立/坂尾呂御社門守/右意趣者 先順/天長地久 御願円満/官門繁昌 常庄快楽/一々所願成就者也/康正三丁丑(145/初夏念ニ日/願主 源朝臣/土岐等遠敬白 

1.坂尾呂神社第2の鳥居
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2.文明8年(1476)の銘の入った常夜燈
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3.第3の鳥居と拝殿
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4.綾部市指定文化財・隋身倚像(ずいしんいぞう)阿形(70センチメートル)
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5.綾部市指定文化財・隋身倚像(ずいしんいぞう)吽形(72センチメートル)
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より詳しくは下記をクリック願います。
http://ayabun.net/bunkazai/annai/sakaoro/sakaoro.html7)



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