2020/5/30

京丹波を見る!「延喜式内並国史見在神社考証」に描かれた河牟奈備神社を見る!  綾部の文化財

京都府綾部市十倉名畑町古気良10−1には延喜式内社で御祭神・天下春命を祀る河牟奈備神社(かむなびじんじゃ)がある。この神社は元・大宮大明神と称され、元井根村を中心とした八ヵ村の氏神で鎮座地は今も大宮と呼ばれている。式内社・珂牟奈備神社に比定されている古社だが、延喜式九条家本には、河牟奈備神社と記載されており現在の社号は、河牟奈備神社となっている。元亀・天正の兵火にかかり宝物古記録等は焼失してしまったという。鎮座地背後の河牟奈備山には神の宿る山とされ「常盤なる神なび山の榊葉を、さしてぞ祈る万世の為」(1032年)「みしまゆふ肩にとりかけ神なびの、山の榊をかざしにぞする」(1182年)などと詠まれている。祭神は、天下春神。八意思兼命の子で、天饒速日命の従神。異説として、丹波国造の祖神、神魂命などとする説がある。社殿右手に境内摂社が二つ並んでいる。右から吉田社と阿上社。阿上社の祠の下に、平安期(永久二年)の銘のある石碑がある。現在、綾部市の文化財となっており、綾部市最古の金文石が社の下にある。
式内社 可牟奈備神社
祭神 天下春神
 この地を今も大宮というのはかつて崇敬 あつい近郷近在の大社であった故であろう。 境内に数基の古墳がある。元亀天正の頃、 兵火にかかり宝物記事等を焼失した。
 後朱雀天皇の長元九年(一〇三六)大嘗会 主基方神遊の歌に丹波国神奈備を
常盤なる神奈備山の榊葉 さしてぞ祈る万代のため(千載集)
と詠まれているが神奈備山はこの大宮の後 背の山といわれている。尚境内の阿上社に は永久二年(一一一四)銘の御神体の石碑が ある。現在、綾部市最古の金石文である。
−社頭案内板−
和銅年間の創立で、延喜式内社、元井根村を氏子元として八ヶ村の氏神であった。今も大宮というのは、崇敬の厚い近在の大社であったためである。元亀、天正年間兵火により宝物、記録等焼失した。後、後朱雀天皇の長元九年大嘗会主基方神遊の歌(千載集)に神奈備山を歌った歌がある。「みしまゆふ肩にとりかけ神なびの山の榊をかざしにぞする」
阿上社には永久二年銘の御神体の石碑がある。(1114年)現在綾部市最古の金石文であり、(平安末期)昭和五十年九月十一日有形文化財となる。


1.明治政府が明治7年(1874)6月から「教部省達第28号」により各都道府県に調査を命じ、京都府は明治8年7月より寺社掛が調査編纂した。この「延喜式内並国史見在神社考証(えんきしきないならびにこくしけんざいじんじゃこうしょう)」と呼び、18冊に編纂され、京都府総合資料館に保存されている。何鹿郡(いかるがぐん)之部では12社とされ、既に11社を紹介し、此処に描かれた河牟奈備神社神社を掲載します。
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2.大鳥居を望む!
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3.鳥居をアップで見る!
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4.鳥居に付けられた駒札
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5.側面から見た見事な両部鳥居です!
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6.左に見事な参集殿と正面に拝殿を見る!
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7.左側の手水舎と創建1300年記念碑
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8.阿形狛犬と見事な浮彫りの彫刻のある石灯籠を見る。
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9.吽形狛犬を見る!
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10.朱の二の鳥居と三の鳥居と拝殿を望む!
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11.右に石灯籠と拝殿・産の鳥居を見る!
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12.三の鳥居と拝殿
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13.拝殿を正面から見る!拝殿の奥に本殿が見える!
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14.本殿向拝の彫刻を見る!彫刻の龍には銅線の髭がある。柏原の中井権次一統の作と思われるが全体の彫刻は四・五・六代目の中井権次の直系の彫刻より少し劣っているが、中井権次一統の作と思慮します。
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15.同上 アップで見る!
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16.右側の象鼻を見る!
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17.左側の象鼻を見る!
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18.右側から摂社の吉田社と阿上社
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19.阿上社の祠の下に、平安期(永久二年)の銘のある石碑がある。現在、綾部市の文化財となっており、綾部市最古の金文石が社の下にある。
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20.同上 アップで見る!
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21.拝殿本殿の覆屋を右側から見る!
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22.拝殿前から石段参道を見下ろす!
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23.最後にもう一度見事な本殿を左側から見る!
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24.創建1300年祭の記事は下記をクリックして見て下さい!
https://star.ap.teacup.com/ayabebunnkazai/773.html

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