2020/1/5

京丹波を見る!新春の国指定文化財の朱の本殿を持つ島田神社!  文化財研修記

京都府福知山市畑中1882−1には国指定文化財の朱の本殿を持つ島田神社(しまだじんじゃ)がある。本殿一棟、三間社流造、正面軒唐破風付、屋根葺材を欠損、文亀二年(1502) (附)宮殿二基。 島田神社の創立は詳(つまび)らかでないが、中世の豊富庄の総社が当社にあたるとみられる。
現本殿は京都府北部では数少ない中世神社本殿遺構として貴重なもので、内陣内西妻内法貫(にしつまうちのりぬき)の墨書から文亀二年の建立と判明した。また、永正三年(1506)の墨書のある一間宮殿二基も保存されている。 この本殿は三間社流造(さんげんしゃながれづくり)で、正面に軒唐破風(のきからはふ)が付く。この正面軒唐破風は当初のものではない。屋根葺材をすでに欠くが、小屋組に当初材の一部が残っている。正面中央間に両開き板戸を構え、両側は欄間(らんま)彫物をはめ込み、格子戸引違、側背面は横板壁とする。内部は内陣を3室に区画し、各外(げ)陣境に板扉を構え、両端室には宮殿が置かれる。縁は正面にのみ残り、側面部のものは失われる。丹波地方には、室町時代建立の神社本殿遺構が十数棟確認されているが、いずれも保守的な形式技法を踏襲し続けており、島田神社本殿も、全体としてはその流れのなかにあるが、身舎組物(もやくみもの)、頭貫木鼻(かしらぬききはな)、身舎正面の欄間、蟇股(かえるまた)、手挾(たばさみ)、花肘木(はなひじき)、拳鼻(こぶしばな)等の細部意匠に変化をもたせており、工匠の創意工夫が認められる。市内唯一の中世の建造物であり、貴重な資料である。なお、平18年度から3ヵ年に渡る解体復原事業により、平成21年の春、500年に時を経て創建当初の姿が現代に蘇えった。

1.島田神社への参道
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2.駒札(画像をクリックすると拡大します。)
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3.鳥居と拝殿を望む!
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4.拝殿を見る!
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5.説明板(画像をクリックすると拡大します。)
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6.拝殿と本殿を斜めに左側から見る!
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7.朱の本殿を左側から見る!(画像をクリックすると拡大します。)
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8.朱の本殿をアップ見る!(同上)
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8.本殿左側の見事な造りの境内社
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9.本殿右側の境内社
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