2019/9/20

丹後を見る!延喜式内社の阿良須神社!  文化財研修記

京都府福知山市大江町北有路高畑461には延喜内社の阿良須神社(あらすじんじゃ)がある。この神社は『延喜式神名帳』にある「阿良須神社(丹後国・加佐郡)」に比定される式内社(小社)です。創祀年代は不詳。境内丘陵瑞に阿良須神社古墳があり、須恵器などが出土している。町内で唯一の式内社である。当地は、海人族の祖神である天火明命(あまのほあかりのみこと)が飢えてこの地に来た時、この土地の神に助けられ、蟻に導かれて飢えをしのいだという伝承がある。そのため、この土地の神に蟻道彦大食持命という称号が与えられたという。そこで、この地にある神祠が蟻巣と呼ばれ、転訛して阿良須となったという。「令二生」として安産の神と伝えられる一方、有路、十倉、来寿森、九日などの地名とも関連して、渡来名ではないかとする見解もある。御祭神は、神吾田津媛命。別名は木花咲耶媛。古来より安産の神とされ、子宝・安産・女性の守護神として崇敬されている。中世以降、近世を含めて、当社名を記載した資料は見られない。『大江町風土記2』には、有路には、十倉神社が五つあり、十倉五社と呼ばれ、当社はそのうちの一社だという。この五社は兄弟であって、一番上が野上、二番目が阿良須、三番目が矢津、四番目が五日市、五番目がニカ村に祀ってあるという。いずれも御祭神は木花咲耶媛です。これは、十倉山の麓に住みついた一族が、だんだん勢力が大きくなり、同じ氏神を分祀して、分かれて住むようになった結果ではないかとされる。その中で盟主的な立場にあったのが当社だという。ただし、なぜ二番目なのか、野上が元宮で、徐々に分祀したが、ゆくゆく次男が最大になったものか。当社の鳥居を入った正面に大スギがある。その左側に本殿に登る石段がある。大スギはやや鳥居側に傾いて立っている。主幹下部の枝は枝打ちされている。この大スギは、幹周5.9メートル、樹高45メートル。市の天然記念物に指定されている。境内社に、稲荷神社(宇賀魂神)、金比羅神社(大物主神)、若宮神社、請道弘神社、秋葉神社がある。なお、式内社「阿良須神社」の論社は他に、舞鶴市小倉に当社および式内同名神社がある。

1.社標、鳥居、灯籠など参拝口全景
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2.家に掲げられた案内板(画像をクリックすると拡大して読めます。)
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3.大鳥居の扁額をアップで見ます。
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4.市指定天然記念物の大杉(樹高45メートル、幹周5.9メートル)
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5.同上
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6.登り石段参道前には土俵があります。秋の大祭には子供相撲が催されます。
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7.物凄い石段参道です!115段!
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8.同上
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9.2段目の石段参道と拝殿を見る!
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10.拝殿
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11.拝殿前の見事な狛犬2対
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12.同上
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13.拝殿横を右側から見る!
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14.拝殿横と本殿の板の覆屋を見る!本殿は見れない!
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15.拝殿前から石段参道を見下ろす!
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