2015/8/12

薩摩・日向の旅!29.(最終回)日向国一之宮・都農神社!  文化財研修記

宮崎県児湯郡都農町にあ都農神社(つのじんじゃ)は式内社で日向国一之宮である。旧社格は国幣小社で、現在は神社本庁の別表神社。明治以前は「宮崎社」「宮崎宮」とも称されていた。地元では「一の宮神社」とも呼ばれる。御祭神は大己貴命(おおなむちのみこと) 大国主命(おおくにぬしのみこと)のことである。古くからの都農町一帯の守り神であることから、土地の神として大己貴命を充てたものであるとされている。社伝によれば、神武天皇即位の6年前、天皇が東征に向かう際に鎮祭したことに始まるという。また神功皇后が三韓征伐に際して舟の守護神として「吐乃大明神」を勧請したとの『塵添壒囊抄』の記事を引用して、皇后が凱旋後に社殿を造営したのが初めであると伝えている。都農町一帯には縄文時代以来の遺跡が分布するほか、円墳や前方後円墳など20基以上の古墳(都農古墳群)もあり、当社鎮座地付近からも土器・石器類が出土している。このように早くから人が居住していたことが知られ、守護神としての当社の歴史も太古の昔に遡るものとされる。承和4年(837)に官社に列し、承和10年(843)従5位下が授けられ、天安2年(858)従4位上に昇叙された(『日本三代実録』)。『延喜式』神名帳では日向国児湯郡に「都農神社」と記載され、式内社に列している。当時は壮大な社殿と広大な境内を有する日向国第一の大社であったと伝えられている。その地位から都萬神社との政治的・宗教的対立を生じたともいうが、後述するように古文書類を焼失しているために詳細は明らかではない。当社が「日向国一宮」として庶民はもちろん在地領主からも崇められたことは確かであり、天文18年(1549)には伊東義祐によって社殿が造替されている。その後天正6年(11578)、大友宗麟による日向侵入の兵火に罹って社殿を始め、社宝、古文書類を悉く焼失してからは次第に衰退した。延宝3年(1675)には「其後取立る人もなしとて、僅の小社となり御名さへ知らず、只明神とのみいへり」といった状態であった。その後元禄5年(1692)に高鍋藩主・秋月種政によって再興されるとともに、元禄14年(1701)に社領20石が寄進されて以来、江戸時代を通じて歴代の高鍋藩主から崇敬された。享保12年(1727)の同種弘による鳥居奉献、同種美による元文元年(1736)の社殿造営と延享2年(1745年)の鳥居造営、安政6年(1859)の同種殷による社殿造営が行われたほか、藩主による参拝や代参、奉幣もしばしば行われた。明治4年(1871)近代社格制度において国幣小社に列し、昭和9年(1934)に「神武天皇御東遷2600年記念事業」として社域の拡大整備を行った。戦後は神社本庁に属すとともに、昭和23年(1948)にその別表神社となり、平成19年(2007)に本殿を再建した。本殿は一間社流造銅板葺で、千木・鰹木を置く。平成19年に再建されたもので、ほぼ旧本殿の造形を踏襲したものである。旧本殿は安政6年(1859)に河野喜之助の寄進により再建されたもので、現在は移築されて末社熊野神社の本殿となっている。

1.日豊本線のど田舎JR都農駅(つのえき)
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2.JR駅前の宮崎にご縁のある若山牧水の記念碑
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3.同上 碑文
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4.日向国一之宮・都農神社標柱と北口の大鳥居
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5.一の宮公園の一部
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6.太鼓橋から神門を見る!
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7.同上
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8.手水舎
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9.奉納の大絵馬
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10.駒札
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11.見事な神門
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12.神象(夫婦楠から生まれたものです。縁結び、子宝に縁があります!ハート型のマークに注意)
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13.正面から拝殿を見る!右は熊野神社!
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14.拝殿正面の彫刻を見る!
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15.本殿を横から見る!
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16.本殿の反対側の横側には「鼠の彫刻」がある!
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17.神楽殿・神輿殿(旧拝殿)
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18.下記をクリックして、「音声付動画」で神象、拝殿、神楽殿、神門など境内を見て下さい!
https://youtu.be/qeNtSLd8n2M

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