2015/4/16

湖北の文化財・史址を見る!平成26年の大河ドラマの黒田官兵衛の先祖の所縁の黒田観音寺!  文化財研修記

滋賀県長浜市木之本町黒田1811には国重文の准胝観音菩薩立像(じゅんていかんのん)(平安時代9世紀末〜10世紀初め)ヒノキ材一木造の素地仕上げで像高199センチメートルもある。)を持つ黒田観音寺があります。ここが平成26年の大河ドラマの主人公の黒田官兵衛の先祖の出身地と云われています。古来より千手観音と伝えられているため、文化財の指定名称も伝・千手観音とされていますが、頭上に十一面をつけず、腕も十八臂に造るので准胝観音と見られています。 准胝観音の像容としては、十八臂で眉間に縦に目を刻んで三眼とするのが一般的(下の補足参照)ですが、この像の場合は眉間に眼ではなく白毫がついています。目尻がつり上がった細い眼の厳しい表情。上半身の十八臂は賑やかながら、それぞれが邪魔にならないように巧みに配しています。両脚部の衣文も細かく刻まれており、股の間には盛安寺の観音様と同様に渦文が見られます。下半身は広隆寺の不空羂索観音像ともよく似た表現になっています。なんといっても生々しい腕が妖艶さを醸し出しています。賤ヶ岳の戦いを初めとする戦火や幾多の災難に遭いながらもこの仏様が地域の方の手で守られてきたということです。上醍醐に准胝堂を建立した聖宝である。西国33ケ所の11番札所でもある准胝堂の本尊・准胝観音は我が国最初の准胝仏母尊といわれ、これ以後、醍醐寺系統の寺院を中心に准胝信仰は定着する。もっとも、千手観音と図像的にそれほど差が無いため、准胝観音独尊としての造像例は醍醐寺系統の寺院以外ではそれほど多くなかったようである。その後は六観音信仰が流行する中で、六観音のうちの一つとしての准胝観音の造像は多く見られる。六観音像としては千本釈迦堂(大報恩寺)の准胝観音がよく知られています。
観音寺(黒田観音寺)
所在地:問い合わせ:0749-82-4111(奥琵琶湖観光協会)
拝観:9時〜16時 ※要事前予約(月曜休み)
拝観料:500円、アクセス:JR北陸本線木ノ本駅からタクシーで5分、もしくは駅からレンタサイクルで10〜15分です。


1.JR木之本駅内の観光案内所で借りた電動アシスト自転車で軽々と黒田観音寺に到着!
遠方より見る!(全ての画像をはクリックすると拡大して見れます。)
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2.近くの風景
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3.石仏
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4.駒札
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5.本堂
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6.見事な国重文の准胝観音菩薩立像(199センチメートルもあります。)写真はお借りして入力したものです。(黒田官兵衛の先祖の所縁のお寺と言った所で参拝に行き大変ラッキーでした!)
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