2015/4/15

湖北の文化財・史址を見る!13.延喜式内社で明神大社の伊香具神社!  文化財研修記

長浜市木之本町大音688には「三代実録」の貞間元年(866)の条にみえる古社の伊香具神社(いかぐじんじゃ)がある。御祭神は伊香津臣命(いかつおみのみこ)で創立は白鳳10年(660頃)と云われています。御祭神「伊香津臣命」は天児屋根命第七代孫であり、この神様が当伊香郡開発の始祖としてこの地に祭られたのは伊香郡が古代豪族伊香連の根拠地であった故と思われる。近江風土記」に収録された羽衣伝説では、伊香刀美という人が伊香小江で水浴していた天女と夫婦になり4人の神々をもうけたと伝えているが、この伊香刀美こそ「伊香津臣命」と同一ではないかと思われる。その後九世・・・・当神社神官伊香厚行が菅原道真との親交深く、寛平7年(895)菅公自筆の法華経・金光明経を・・・され同時に宇多天皇より・・・勲一等大社大明神」の勅額を賜った。そして、伊香郡46座中第一の大社(延喜式内)として明神大社に列せられた。のち建武3年(1336)足利尊氏が朱印状を寄せて正月・五月・九月の年3回国の平安を祈る祈祷を依頼した。しかしながら織田信長が天下を支配するやその領地は没収され、更に賤ヶ岳の戦で社殿・宝物はことごとく焼失した。当社正面の鳥居は三輪式と厳島式を組み合わせた独特の形式で、かってこのあたりまで入り江であったことを示すものである。また背後の山は伊香山と呼ばれ中腹の大岩のかげに天児屋根命を祭る祠が鎮座している。羽衣伝説とは、近江の国伊香の郡にある余呉の湖に天の八女(やおとめ)、ともに白鳥(しらとり)となって天より降り、湖辺で水浴をせし。この時、伊香刀美、西の山でこの白鳥を見て、この形もしや神人と疑い、浜辺に往って見るに、真にこれ神人なりき。伊香刀美、感愛を生こし、白き犬に妹の天の羽衣を盗ませし。姉の七人の天女は天上に帰りしが、妹は羽衣無く天上に帰れず。伊香刀美、この天女と夫婦となり、男女二人ずつをもうけし。兄の名は意美志留(おみしる)、弟、那志等美(なしとみ)、姉、伊是理媛(いせりひめ)、妹、奈是理媛(なせりひめ)。これは伊香連(いかごのむらじ)等の先祖でなりき。後に天女、羽衣を探し当て、天井へと帰りし。伊香刀美は一人空しく床を守り嘆くことしきりなしだった諭旨である。

1.現在地案内図(画像をクリックすると3000ピクセルの拡大画面で読めます。)
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2.参道途中にある駐車場から登り参道を振り返って見る!
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3.正面から見る!
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4.伊香式鳥居の駒札
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5.伊香式鳥居です!(初めて見ました!)
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6.神社の駒札
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7.手水舎
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8.力石と駒札
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9.見事な拝殿(舞殿)を正面から見る!
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10.同上を斜めから見る!
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11.見事な権殿と後部の本殿
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12.同上 を斜めから見る!
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13.神社の老杉と駒札
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14.神社の周辺の巨大な老杉群
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15.摂社の縁むすびの神!三の宮神社
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16.同上 駒札
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17.1,300年前の郡内唯一の大社の駒札
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18.独鈷水
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