2014/1/25

山陽の文化財・史址を見る!22.(最終回)備前一之宮・吉備津彦神社!  文化財研修記

 吉備津彦神社(きびつひこじんじゃ)は、岡山県岡山市北区一宮にある備前国一宮で直ぐ近くには備中一宮吉備津神社があります。近年、「朝日の宮」(あさひのみや)の別称もありまする。岡山市西部、備前国と備中国の境に立つ吉備の中山(標高175メートル)の北東麓に東面して鎮座する。吉備の中山は古来より神体山として信仰されており、北西麓には備中国一宮・吉備津神社が鎮座する。当社と吉備津神社とも、当地を治めたとされる大吉備津彦命を主祭神に祀り、命の関係一族を配祀しています。大化改新を経て吉備国が備前・備中・備後に分割されたのち、備前国一宮として崇敬された。中世以後は、宇喜多氏、小早川秀秋、池田氏など歴代領主の崇敬を受けました。祭神は以下の12柱です。主祭神大吉備津彦命 (おおきびつひこのみこと)
第7代孝霊天皇の皇子。大吉備津日子命とも記し、別名を比古伊佐勢理比古命とも。崇神天皇10年、四道将軍の一人として山陽道に派遣され、若日子建吉備津彦命と協力して吉備を平定した。その子孫が吉備の国造となり、古代豪族・吉備臣へと発展したとされる。相殿神吉備津彦命 (若日子建吉備津彦命、稚武彦命)、 大吉備津彦命の弟または子]。なお、一般には「吉備津彦命」といえば主祭神の大吉備津彦命の方を指す。孝霊天皇 第7代。、大吉備津彦命の父 第8代。大吉備津彦命の兄弟、開化天皇 第9代。孝元天皇の子崇神天皇 は 第10代。開化天皇の子彦刺肩別命 (ひこさしかたわけのみこと)、 大吉備津彦命の兄、天足彦国押人命 (あまたらしひこくにおしひとのみこと)、 第5代孝昭天皇の子大倭迹々日百襲比売命 (おおやまとととひももそひめのみこと) - 大吉備津彦命の姉大倭迹々日稚屋比売命 (おおやまとととひわかやひめのみこと) 、 大吉備津彦命の妹、金山彦大神、大山咋大神。
 社伝では推古天皇の時代に創建されたとするが、初見の記事は平安後期である。神体山と仰がれる吉備の中山の裾の、大吉備津彦命の住居跡に社殿が創建されたのが起源と考えられている。
 延喜5年(905年)から延長5年(927)にかけて編纂された『延喜式神名帳』には、備前国の名神大社として安仁神社が記載されているが当社の記載はない。しかしながら、一宮制が確立し名神大社制が消えると、備前国一宮は吉備津彦神社となったとされている。これは天慶2年(939)における天慶の乱(藤原純友の乱)の際、安仁神社が純友に味方したことに起因する。一方で吉備津彦神社の本宮にあたる吉備津神社が、朝廷による藤原純友の乱平定の祈願の御神意著しかったとして940に一品の神階を授かった。それに伴い安仁神社は一宮としての地位を失い、備前の吉備津彦神社にその地位を譲る事となったとされる。
 戦国時代には、日蓮宗を信奉する金川城主・松田元成による焼き討ちに遭い社殿を焼失した。松田氏滅亡後、宇喜多直家が崇敬し、高松城水攻めの際には羽柴秀吉も武運を祈願したと伝えられている。
 江戸時代になると姫路藩主で岡山城主の池田利隆が本社を造営した。利隆は光政の誕生を期に子安神社を造築した。その後、岡山藩主池田忠雄により本社・拝殿が造営された。池田綱政が社領300石を寄進したほか本殿を造営し、本殿・渡殿・釣殿・祭文殿・拝殿と連なった社殿が完成した(元禄10年(1697)に完成)。
 昭和5年(1930)12月、失火により本殿と随神門以外の社殿・回廊を焼失した。現在見られる社殿は昭和11年(1936)に完成したものである。
本殿(県指定文化財)、 拝殿、社殿は、夏至の日に正面鳥居から日が差し込んで祭文殿の鏡に当たる造りになっている。当社の「朝日の宮」の別称はこれに因んでいる。
主要社殿 本殿 、 元禄10年(1697)の岡山藩主・池田綱政による再建時のもの。桁行三間、梁間二間の流造で檜皮葺で岡山県指定文化財です。

1.吉備津彦神社境内図
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2.石の大鳥居を内側から見る!
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3.随神門が見える!
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4.亀島と五色島環状列石
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5.亀島にある亀島神社
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6.亀島にある歌碑
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7.随神門と左側に安政の大灯籠が見える
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8.安政の大石灯籠と駒札
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9.見事な随神門
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10.見事な銅板屋根の手水舎
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11.拝殿を正面から見る!
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12.拝殿の内側を見る!
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13.拝殿横の巨大な平安杉
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14.拝殿前から随神門方面を見る!
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15.拝殿横と渡殿を見る!
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16.渡殿から本殿を見る!
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17.本殿を見る!
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18.拝殿、渡殿、本殿を見る!
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19.摂社 子安神社
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20.さざれ石の駒札
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21.さざれ石
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22.桃太郎石像
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