2013/7/18

畿内の文化財・史址を見る!44.堺市の高野山真言宗の古刹・法道寺!  文化財研修記

 堺市南区鉢ヶ峯寺401には7世紀中ごろに、法道(空鉢)仙人が開いたとされる高野山真言宗の寺院で、古くは長福寺といい多数の寺坊がありました。「食堂(じきどう)」は鎌倉時代後期に建てられ、僧侶が法会の際に食事などを行った建物で、同時代のものでは大阪府下で金剛寺と2棟のみで大変貴重なものです。「多宝塔」は屋根の丸瓦の正平23年(1368)に作ったという銘文から、南北朝時代中期に建てられたと考えられ、食堂とともに重要文化財に指定されています。同じく重要文化財の十六羅漢像は漢画の系統に属する作品で、宋画の写しと考えられています。
また、楼門に安置される「金剛力士像」は、解体修理中に吽形(うんぎょう)から発見された墨書木札で、鎌倉時代の弘安6年(1283)に造像されたことがわかり、同時代から室町時代にかけて興隆した法道寺と、上神谷(にわだに)地域の仏教文化の精華を、現在に伝える大変貴重なものです。「阿弥陀三尊図」は赤・緑を基調とした濃厚な色彩と金泥を多用する点、朱の衣に配された細かい金泥円文、独特な桃色を施した体などの特徴がみられる高麗仏画で、日本に伝来しているなかでも最も古い時代に作られたものと思われ、金剛力士像とともに市の指定有形文化財になっています。

1.法道寺楼門(仁王門)
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2.市指定文化財の金剛力士「阿形」
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3.同上「吽形」
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4.駒札
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5.手水舎
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6.金堂(江戸時代)
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7.法道寺多宝塔(南北朝時代中期建立で和様・唐様の折衷様式で国重文です!)
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8.大師堂(江戸時代)
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9.室町時代の五輪塔など
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10.現存する法道寺の最も古い建物「食堂(じきどう)」で僧侶が法会で食事した建物で国重文です!
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