2013/6/28

畿内の文化財・史址を見る!31.弘法大師が大和神社の鎮守社として建てた長岳寺!  文化財研修記

 長岳寺(ちょうがくじ)は奈良県天理市柳本町にある高野山真言宗の寺院で山号は釜の口山(かまのくちさん)、本尊は阿弥陀如来、開基(創立者)は空海(弘法大師)で大和神社の鎮守社として建立したとされる。関西花の寺25ヶ寺霊場第19番札所です。日本最古の歴史の道といわれる山の辺の道のほぼ中間点に位置している。釜口大師の名で親しまれている。
 ご本尊は阿弥陀如来で創建年は天長元年(824)で開基は空海で淳和天皇の勅願寺です。盛時には48もの塔頭が建ち並んでいた。
 境内の面積は約4万平方メートルと広く、八十八箇所道が竜王山中腹の奥の院まで巡らされている。本堂は天明3年(1783)に再建された建物で、阿弥陀三尊像と多聞天・増長天立像を安置している。
 楼門は国の重要文化財(国指定)。かつては上層に鐘楼が吊られていたために鐘楼門と呼ばれる、日本最古の鐘門である。下層は室町〜安土桃山時代、上層は平安時代。寺伝では空海による創建当初から現存する建物というが、上層部分も空海の時代まではさかのぼらず、平安時代末期頃の建築とされる。
庫裏(旧地蔵院本堂及び庫裏) 重要文化財(国指定)。かつて48もあった塔頭のなかで唯一残った旧地蔵院の遺構で、1630〜1631年建築であるが室町時代の書院造の様式を伝えている。
大師堂は 正保2年(1645)に建立されたと伝わる建物で、開基である空海(弘法大師)像が安置されている。五智堂は 重要文化財(国指定)。鎌倉時代の建物。境内から数百メートル離れた位置に建つ。「堂」といっても方一間、全面吹き放し(建具、壁等を設けない)の小規模な建造物である。中央の心柱の上部に四仏の種子を表し、心柱を大日如来に見立て、全体で五智如来を表す。その形状から「傘堂」、四方どちらの面も正面に見えることから真面堂(まめんどう)の別称がある。

1.長岳寺五智堂駒札
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2.五智堂(国重文)
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3.山門
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4.広い境内の参道
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5.駒札
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6.日本最古といわれる「鐘楼門」(但し、現在は鐘は無い!)
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7.内側からこの鐘楼門を見ます!
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8.本堂(国重文)
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9.見事な菖蒲が咲く池
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10.大師堂
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11.境内には多くの石仏があります。これは元亨(げんこう)2年(1322)の紀年銘のある「石造笠塔婆」です!
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