2012/7/21

綾部人の見た美濃の文化財・史址!44.美濃西国33ヶ寺結縁の33番札所の新長谷寺!  文化財研修記

 岐阜県関市は関の刃物で有名ですが、もっと有名なのはこの真言宗の吉田山「新長谷寺(しんちょうこくじ)」です。元国宝であったが、現在は国の重要文化財の山、本堂・三重塔・鎮守堂・薬師堂・釈迦堂・阿弥陀堂・大師堂・客殿はいずれも桧皮葺(客殿は銅葺)です。
 この寺は貞応(じょうおう)年間(1222〜24)に、護忍(ごにん)上人が大和の長谷寺(はせでら)で夢告(むこく)を受けて創建したもので、後堀川天皇勅願寺になったと云う。七堂伽藍が整い、真言8坊・天台8坊計16坊の塔頭が並ぶ大寺院であった。
 正安(しょうあん)2年(1300)に焼失したが、その直後鎌倉幕府の重職をになった二階堂氏の援助で再建された。長禄元年(1457)の火災の後、関の領主であった村山氏の助力で再建されたのが現在の主な堂宇で上記の国の重要文化財となっている。
 本堂には鎌位時代の作で秘仏の寄木造りの十一面観音立像(国重文)が祀られている。阿弥陀堂には厨子入阿弥陀如来立像(国重文)が安置されている。これは大垣市の青墓の大炊長者の娘で源義朝の愛妾・延寿(義朝との間に一女あり)が寄進したものと云われている。
 この青墓には源朝長の墓があり、第14回で掲載しているので再度見たい方は最後にクリックして見れるようにしてあります。
 尚、この寺は信仰でお参りするものであり、写真は禁止です。出版物は一度5万部出し、売り切れた後は発行していない諭旨です。

1.新長谷寺仁王門(美濃西国33ヶ寺結縁の33番札所です。)
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2.見事な仁王門です、(門の間から山門・本堂が真直線で見れます。)
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3.運慶作と云われる阿形の仁王像(東大寺の仁王門の運慶作の仁王とそっくりですね!)
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4.同上 吽形の仁王像
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5.吉田山新長谷寺縁起の駒札
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6.山門
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7.本坊
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8.客殿と本坊庭園(残念ながらこの日は休みでした。)
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9.国重文の三重塔(昔は背後の観音山までの広い寺域だったそうです。)
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大垣市青墓の源朝長のお墓と松尾芭蕉句碑は下記をクリックして見て下さい。
http://star.ap.teacup.com/ayabebunnkazai/1334.html



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