2012/7/7

綾部人の見た美濃の文化財・史址!30.国宝の金銅獅子唐草文鉢をもつ「護国之寺(ごこくしじ)」  文化財研修記

岐阜市長良雄総(おぶさ)194−1の真言宗の古刹護国之寺(ごこくしじ)通称:おぶさ観音がある。天平18年(746)聖武天皇の勅願により行基(ぎょうぎ)が開創したとの伝承があるが、現在の本堂はどう見ても行基様式の建物とは考えられない建築であった。しかし、堂々たる山門や阿吽の仁王立像など素晴らしい。当寺には国宝の金銅獅子唐草文鉢(こんどうからくさもんばち)が所蔵されている。寺伝によると、聖武天皇が大仏建立に際し、当地で金丸(かなまろ、金王丸とも云う)という童子をみいだし都に連れて行って仏師としたが、その金丸に大仏建立の功として下賜されたのがこの仏鉢だといわれています。胴径27.5CM,高さ14.5CM・重さ約1.2KGの仏鉢の外側には、獅子や宝相華(ほうそうげ)唐草文が線刻され、全体に鍍金(ときん)がほどこされている。製作年代は奈良時代後期と考えられています。又、奥の院本尊の千手観音像の胎内から、奈良時代の塑像(そぞう)の仏頭(岐阜県文化財)がみつかっている。境内からは数種類の古瓦片も出土しており、同寺の創建の古さを裏づけている。

1.堂々たる護国之寺山門
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2.右側の阿形の仁王像
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3.左側の吽形の仁王像
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4.山門下の「国宝の金銅獅子唐草文鉢」の説明板
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5.山門から長い石段を登る
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6.本堂(行基の創建と伝えるが、外観は良く似ているが行基独特の建築構造ではなかった。)
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7.本堂内のご本尊前の前立ち観音坐像が見える!
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