昨年創業40周年を迎えリニューアルオープンした「三代目よし」さんに行ってきました。「三代目よし」さんは、予約しないとなかなか入ることができないという超人気店です。三代目のご主人は、18歳から有名ホテルチェーンで和食の修行をし25歳の時には副料理長に大抜擢されるという驚くべき才能の持ち主です。その後帰郷し「三代目よし」さんを継ぎ、現在30歳の淡路島で最も注目されている新進気鋭の料理人の一人です。「三代目よし」さんの場所や詳しいメニュ−などは
公式HPを御覧下さい。ドリンクサービス券もありますよ。
今回のメニューは、1日30食限定の日替わり「気まぐれランチ」980円

ご飯おかわり自由、+400円でビビンバに変更可能
メニュー内容の詳細ですが
淡路島名物のちりめんと地元新鮮野菜のサラダ
生湯葉(イクラ、タコ、オクラ)
地タコの唐揚げ
淡路産天然真鯛といちじくの酢味噌
淡路産天然鱧とつくねのピリ辛(紙鍋仕立て)
白ご飯、香の物、淡路産いかなごのくぎ煮
日替わりなので詳細な料理の感想は省きますが、とにかくすべて旨い!値段からは考えられないような高級感があります。ご主人もこの値段では全く採算は取れないですが、多くの方にお店を知ってもらえるように年内はこの値段でがんばりますとのことでした。
続いて、平日限定のおまかせ4品 2000円のコースです。料理内容は月替わりです。
淡路産いちじくと地タコのサラダ
鱧と三種の木の子土瓶蒸し
本日のお造り二種(しめさばの炙りとヒラメ)
黒毛和牛串焼き
これに白ご飯、香の物が付きます。
一口食べればわかりますが、いずれの料理も淡路島産の最高の食材を使用していますのでこれで2000円とは平日限定とはいえ信じられない値段設定です。
「三代目よし」さんの人気の秘密は、淡路島の食材に徹底的にこだわり
緑提灯(国産食材5割以上使用の看板)を掲げる淡路島では唯一のお店であり、醤油、デミソース、ポン酢などすべて長年研究したオリジナルの自家製です。料金的にも非常に庶民的で毎日でも気軽に通えるようなお店です。実際、お客さんの大半は地元の常連の方たちで私が伺ったときも平日ですが満席で行列ができていたのには驚きました。
ご主人は、「島の食材」の探求、捜索、創作に力を入れ、また閉鎖的にならず「他県の名産品」ともコラボなども試みそして素材だけでなく「食」すべてに目を向けて努力していく・・・淡路島 地産地消「
恵味会」を飲食店の同士3店舗で作り共同仕入れや勉強会等をされているそうです。今の人気に満足せず日々進歩を続けている姿には感動を覚えました。旨いもの好きの皆さんはぜひ、一度「三代目よし」さんをお訪ねてくださいね。ただし要予約ですよ!

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