2005/12/2  

オフシーズン到来!!  
  みなさんこんにちは

 もう2日ですけど、12月がやってきましたー!
陸上などの夏季スポーツにとってはオフシーズンの訪れ
といった感覚ですよね。。
それと同時に地獄の冬季トレーニングが始まるんですよねえ。。

 地獄といっても、選手にとっては試合を気にすることなく、
身体能力の向上にひたすら努められる天国のような期間
なんです!!  でも、陸上選手にとって冬季トレーニング
は、さまざまな落とし穴のある危険な時期であるといっても
過言ではないと思います。

 そこで、今日は陸上選手のみなさんに冬季トレーニングの
コツを少しだけお伝えしたいと思います。
多くの陸上選手が、『冬のトレーニング』と聞いて思い浮かべる
のが、筋力アップのパワートレーニング。それから持久力アップ
のためのロングスプリントなどで、そのどれもが、スピードアップ
を目的としたトレーニングではないことに気付くことと思います。

 そもそも陸上選手、特に短距離・跳躍選手は、スピードアップ
が命題だと思います。 なのに、1年の4分の1もある冬の
時期にシーズン中に養ったスピードをわざわざ落としてまで、なぜか
持久力や、単関節パワーを養うようなトレーニングが中心となり、
スパイクを履くことも少なくなって、春先になってやっとスピードを
上げることに目を向け出すのが大半の冬季トレーニングの常識
のようなものになっています。

 私は、こうした冬季トレーニングのありかたに現役時代に
違和感を感じ、自己流の冬季トレーニング方法で、毎年自己ベスト
を更新することを容易にしていました。 
冬季トレーニングに必要な2つのキーワードとともにそれを
簡単に説明していきたいと思います。

1・スピード維持
これは、夏から秋口にトップに達したスピードを3月まで続く
冬季トレーニングで、絶対に落とさないこと、またできること
なら冬季中にそのスピードを上回ることを指し示しています。
 冬季においても、シーズン中と同じくスピードトレーニング
を行い、その上でパワートレーニングや、持久トレーニングを
取り入れることが絶対的に必要です。
 よく、冬は寒いので怪我しやすいからスピードを落とす、
また、怪我しやすいからスパイクは履かない、などといった
意見があります。。。 人間の身体にはかなり高い適応能力が
あります。 季節の変わり目に、たいして気温は低くないのに寒く
感じたり、冬に気温は低いのに温かく感じたりすることがあると
思いますが、これは人間の身体がその時期の平均気温に適応して
低い温度や高い温度で機能を保つために『慣れ』を生じさせて
いる証拠です。
 冬は冷えるから、という理由でスピードトレーニングを抑えるの
ではなく、冬は冷えるからより一層入念なウォームアップを
行うこと、またトレーニング中の筋温度の低下を防ぐ作業を
怠らないことが必要です。 
こうした準備作業を行い、冬季もスピードを落とすことなく、
トレーニングを続けることで、暖かくなる春先から
気温の上昇とともに、冬季に培ったスピードやパワーを発揮できる
ようにすることを意識しましょう。
 そうすれば、いきなりのスピードアップで春先にいきなり肉離れ
などを起こすこともなくなるかと思います。
またこうした冬季のトレーニングがあるからこそ、常に
スピードアップをすることが可能になると感じます。
スピードアップは一年中ずっと頭においておかなければならない
陸上選手のテーマであると考えてください。

2・ボディーコントロール能力の向上
冬季は、試合などのスケジュールに悩まされることなく、ひたすら
身体能力の向上に努められる時期であることは先に述べました。
 しかしこれには、大きな危険が含まれている事も頭に入れて
おかなければなりません。 
 その危険というのは、身体能力の向上に伴う、ボディーコントロール能力
の低下です。 冬には大きな筋力アップ、スピードアップがのぞめるのですが、
その能力の向上は、それまでの身体操作の感覚を大きく狂わせることに
なるのです。
 人間の身体は自身が思っているよりもコントロールできていない
部分が多いものです。 倒立や、倒立歩行、またマット運動や器械体操
などで、静止時や、アクロバット動作などを用いて、身体操作能力を
常に把握し、頭の中のイメージと、実際の身体動作のイメージを
重ねる作業を怠らないことが大事です。
 実際にこのような能力の欠如が原因で、春先になって、パワーや
持久力、またスピードを出すための身体能力が向上しているにも
関わらず、記録更新の大きな妨げになる事は多いものです。そこから
フォームの改造などを不必要に行って、スランプに陥る選手も少なくない
のです。

 こうした冬のトレーニングに潜んでいる危険因子をできるだけ
取り除き、故障などを未然に防ぐ努力を怠らずに冬季を乗り切って
はじめてスムーズにシーズンに移行し、シーズン中の自己記録更新
を支障なく行うことができるのです。 自己記録の更新というものは、
『調子がいい』や、『風に恵まれた』などといった偶発的な理由で
なされるものでなく、極めて意図的に、計画的に遂行される必要
があるのです。 そうでなくては、トレーニングに対するモチベーション
をあげることも難しいと思います。 
 『トレーニングをした分だけ記録が伸びる』からこそ選手の意識
が高まり、トレーニングへの意欲が掻き立てられるのです。
指導者の皆様も、この点に充分留意して、トレーニングを構成
することをお勧めいたします。

 さあ、陸上選手のみなさん!
冬季がはじまりますよー! ガッチリ鍛えて春からバンバン自己ベスト
を更新していきましょう!! 武井もビシビシ鞭打って頑張ります!
冬も全開で行きましょう!!
人気blogランキングへ  
ランク急上昇中!チェックお願いします!

2005/12/2  

ブログランキングに登録!  
このページ、『武井壮の能力全開スポーツ道!』が
人気ブログランキングにエントリーされました。
みなさんランキングチェックもしてみてくださいね!
ご投票ねがいます!
人気blogランキングへ



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ