物事には始まりがあり 終わりがある。
人は生まれたら やがて死を迎える。
誰にも寿命というものがある。
それはわかっていたはずなのに
元気だったので安心していました。
油断していました。突然でした。
1月23日に母が亡くなりました。
満86歳、心不全でした。
23日の昼頃から母の携帯や家の固定電話に
何度かかけて出なかったけど、マナーになっていたり
タイミングが悪いのかと思っていました。
異変に気が付いたのは24日の夜。
24日の昼頃から再び携帯や固定電話にかけるも出ず。
気になって実家の近くに住んでいる弟のお嫁さんに
連絡すると見に行ってくれました。
まさかの出来事でした。慌てて着替えて、夜の電車で大阪へ。
周囲の人の話では、朝は朝刊を取り入れ、昼はスーパーへ
買い物に行きーと元気に動いていたということです。
検視の結果では1月23日午後7時頃死亡と推定。
今、その日の日記を読み自分に腹立たしい気がしています。
サイクリングなんてしてないで、大阪へ行けばよかった…。
弟家族も実家へよく立ち寄ってくれていました。
私はここ数か月、引っ越しの片づけ等に追われていましたが
2月3日の私の誕生日あたり母と過ごそうと思っていました。
母のたわいのない話、何度も聞いた話、もう聞くことはできません。
誰もが通る道…そう思いますが、もう少し親孝行したかった。
1月2日、弟家族と私達夫婦が実家に集まり新年会。
母は相変わらずトンチンカンな話をして笑わせてくれました。
それが、生きている母と会った最後になりました。

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