リストのUPが終わっていないのだがもう日程的に新馬戦が始まってしまうので一言書いておこうと思う。
いやー今回のドラフトはきつかった。絶対的な情報量が通年に比べて少ない状態でのリストUPだっただけに不安な要素が未だに抜けない。早くデビュー馬が活躍する事で安心したいものだ。今期チーム田村が主なマニフェストとして掲げていたのは「大物ディープ産駒の20頭獲得」、「早デビュー馬にこだわらず秋に温存する」の2点だ。危険と隣り合わせのディープの大量指名だが去年のアルカセット集中狙いよりはずっといい。比較的、成功率の高い作戦だと思っている。この作戦の裏には社台の高レベル繁殖牝馬の存在が隠されており、大失敗はないかと思われる。2番目のマニフェストに関しては一昨年のガス欠が教訓となっている。セイウンワンダーの朝日杯制覇で1位折り返し後、3歳で完全ガス欠による3位転落が悪夢だった。一応、早期デビューは10頭程度に抑えるつもりでいたが、各地の2歳Sを獲得するために密かに地域別に振り分けている。中央場所でしかも近年タフなコースに生まれ変わった阪神はクラシックにも繋がる可能性が最も高いと思い、頭数自体も厚めにしている。阪神でアヴェンチュラ、エイシンオスマン、ホーマンフィリップ、エイシンモンジュー、オペラモーヴの5頭。函館でリアライズブレイク、ロビンフットの2頭。福島でシルクアイリス、ヒラボクインパクトの2頭といった具合だ。もしこれ以外の馬が早期デビューした場合は把握していなかっただけなので、偶然早かっただけだ。他の大半の馬は秋以降のデビューで今年はガス欠にはならないだろう。今年のチーム田村の本番は秋以降だと覚えていてほしい。
馬1頭1頭の個々の期待値はまた次回に話すが、まずは阪神1週目の1600だろう。師匠シュプリームギフトと田村アヴェンチュラ、田村エイシンオスマンの対決。ここで勝って勢いに乗るのはどちらのチームか。