どうも、専務です。
今日ボチボチ混んでる電車に乗りまして、つり革に掴まっておったのですが、なかなかに考えさせられる光景を目撃しました。
座席のはしっこに座っているおじさん。
その横でまどろみ首を傾ける20代後半と思われるお兄さん。
おそらく二人とも人生においてのこれまでの接点はなく、
この日この時間この電車で、初めて邂逅したのでしょう。
隣に座っているのですから肩は触れているものの、お兄さんの頭はけっしておじさんの肩にはのっかってないのです、
のっかってはないのですが…
徐々におじさんの頬に近づくお兄さんの登頂部。
しかもお兄さんの口元はおじさんの首筋を向いている。
おじさんがそのお兄さんを激しく意識しているのは、微妙に歪んだ眉毛から容易に想像できる。
まあなんと言うか、
何とも生臭い光景なのです。
そのときにふと、
「何故こんなプレッシャーを与えられながら座っていて、このおじさんは楽をしているのか否か…」
と、考えてしまったのです。
このおじさんの目的は、
?楽な気持ちで目的地に向かう
?座る
もしくは、
?見知らぬ人とコミュニケーションを取る
まあ?は無いでしょう。
目の前の光景からは?しか答えが見つからない…。
などと考えていると、電車は止まり、おじさんは立ち上がり降りていきました。
残ったのは絶妙なバランスで体と首をを傾け眠るお兄さん。
そして次に電車が止まると、お兄さんも目を覚まし、立ち上がり、おじさんとは逆側に座っていた女の子とてを繋いで降りていきました。
……。
そっちにもたれ掛かれや!

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