物事には常に白い部分と黒い部分がある。
歴史もまた然り。
実際のところは現場の当事者にしか解らないというのは大いにある。
日本人の本当に偉大な精神とはあらゆる価値観を認め、共存共栄する懐の深さだ。
(勿論排他的封建制度が根強い面もあるが)
色々矛盾してる事を書いて申し訳ない。
ただ、歴史というのは過去の事実で有るだけでなく、
未来への足がかりにもなる重要な基盤
この国の集団心理を牽引する重要なファクターでもあるので
まずはこうあるべきという歴史を教えるべきではなかろうか。
次に、真実を、ありのママの姿を、そして反対意見や逆説を知りバランスを取る、と。国の歴史に良い面もあれば悪い面もある。
良い面は受け継ぎ、悪い面は今後の課題にすればいいじゃないか。
将校が書き残したどす黒い日記に激怒した元特攻隊員の話を読むとそりゃあんまりだと思う。他にも色々戦争で悲惨な目にあった人たちの生の証言を聞く度、色々思うことがある。どちらのサイドにも言い分はあるだろう。
しかしまぁ戦後の政策が負けて賊軍になったが故のやられたい放題ってのも考え物だ。
>経済の解体、軍事の解体、政治の解体では真の占領ではない。国性破壊、その国自体のもつ民族の伝統と歴史を破壊し、その国が自らのもつ価値観を破壊しない限り、またぞろ立ち上がる。国性破壊、国の性格の破壊、日本民族の永遠の弱体化の為に、国性破壊なくて何の占領がある。報告文書はこれから始まっているのでした。
この一文からも解るように、敗戦処理で二度と欧米諸国に刃向かえない程に精神的基盤が破壊された結果、売国奴が急増し、税金も国外へ流出し放題。市場の開放、自由化が進み国内の生産業、自給率は落ち雇用形態も悪化する一方。格差社会が進めば一部の上流階級とその他大勢の低所得階級という真ん中の無いピラミッド社会が形成されつつある。その他ここに書ききれない程弊害が出ている。
んー、でも軍国主義を貫き傲り高ぶるよりましなのか。
あいまいでうやむやにしてしまうべき点なのか。
何を持って国とするのか。それは確かにあまり明確なものはない。
(本当はあるが畏れ多いし語弊があるとマズイので敢えて出しませぬ。)
ここでは総体としての日本、自分の身の回りの人たち、そして勿論貴方を含めた「日本」としよう。決して腐敗した政治家連中が食い物にしてよいものではない。
あなたの、私の、わたしたちの国として考えてもらいたい。
さらにその先の事を書く予定だったが、あまりに時期尚早なので今日はここまで。

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