2010/12/13

お客さんの目  音楽総合
 
「四方八方己れがまる見えの舞台で動くのだから、敏感な観客は、ある人物として動く芸を見てはいるものの、実はその人の中身まで見透かしているようだ」



故・森繁久彌翁の随筆集『ふと目の前に』の中にある一節です。ここでは芸人、あるいは役者について語ってるのやと思われますが、音楽屋にもそのまんま当てはまる言葉やないかと思います



まぁ四方八方から見られるステージというのは、弱小音楽屋にはなかなか経験できないものですが(笑。それでもライブをやる限りは人目にさらされるわけですので、同じと考えてもエエでしょう




ということで、本日は久々に音楽の話題。イェーイ☆




で、勘のいいお客さんは、ライブで音楽を聴き、パフォーマンスを見ているだけやなく、その音楽屋の中身まで見透かしている、と。中身というのは、その人間性、考え方、生き様ってところですか。その瞬間に考えていることも、結構見られてたりね



何をもって「見透かす」ことが出来るのか。たぶんそれは、歌詞や世界観といったものだけやなく、仕草や表情、ステージに臨む姿勢までもが「観察対象」になっている故でしょう



もちろん、わざわざそんな観察をするためにライブへ来る人もおりません。お客さんは基本的に音楽を楽しみに来てくれるのです。が、しかし、見るつもりがなくても見透してしまうもんなのよね



だから音楽屋は、そのことを認識しとかなくちゃいけない



ここから先は、ちょいと苦言くさくなってしまうので、まぁオッサンの戯言やと思うて読んで下さいな。でも、きっと役に立つよ(笑




結論を先に言いますと、音楽屋はお客さんの目から逃げてはイカン、ということです。見透かされることに、しっかり向き合う必要があるんですね



曲も演奏もパフォーマンスもエエのに、なぜかイマイチ物足りない。そんな音楽屋を時々見かけますが、ほぼ間違いなくお客さんの目から逃げてます。その証拠に、彼らはお客さんの目を一切見ないのです



目を見ないがゆえに、客席との距離が縮まらない。「これではいけない」と思い、歌や演奏に力みが出る。ほんで空回り。ライブ後に「今日は気合いが足りなかった」とズレた反省。そしてそれを繰り返す



そんな悪循環に陥ってるアマ&インディー音楽屋は多いんですが、いや〜簡単なんですよ。お客さんの目を見て歌い、演奏すればエエのです。たったそれだけで、多くの問題がウソみたいにクリアになりますよ



目を見るということは、見透かされてもOKというスタンスを取ることでもあります。ヘンに隠そう、カッコつけようとするから、何やっても距離が縮まらないんだわ。ヤマアラシのジレンマだわね



「音楽は生き様」っていわれるんやし、見透かしてもらった方が、かえって好都合ですやん(笑




なによりも、お客さん側にしてみたら、目を見て歌ってくれるのは、とても嬉しいことなんですよ



自分が客席から見てたらわかる。初めて見た音楽屋でも、目を見てくれたら「お、もうちょっと聴いていこかな」という気分になる。お客さんの立場になって考えるということは、媚びるということではなく、そういうことなのね



目の前にいるお客さんに向かわずして、誰に対して歌ってるのか、ってことです。自分の世界で完結してるのなら、わざわざ人前でやる必要もないでしょ?




「音楽屋は音楽だけやってりゃいい」というのは、たしかに正論です。が、音楽って何なのさ?自分が音を出すだけかい?



とりわけ生演奏となれば、その場にある様々なファクターが「音楽」になり得るわけで、そのあたりの認識をあらためるべきやと思います。使えるものはすべて、あなたの音楽にしてしまえばよろしい



わしはずっとそのスタンスでやってます
 
 

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2010/12/5

歌!  音楽総合
 
ニューアルバム絶賛制作中ですっ!と言い続けて、早や1年以上が過ぎてます。いかん、このままではオオカミ中年になってしまうやないの(汁。いや、ちゃんと制作してるんですけどね。単に時間がかかってるんすよ orz



そんな駄馬(わし)の尻を叩くべく、本日は懸案箇所の録り直しをやってまいりました。気になってたのが2カ所あったんですが、もうね、ついでと言うてはナンですけど、10カ所ぐらいやっちゃったよ。もうムリ、これ以上ムリ!w



よし、これであとはミックスとマスタリングです。ミックスについては、ある程度やってますので、細部の詰めと仕上げって感じです。なんとか来春に間に合うか、うーん(苦



なぜなら、同時並行でジャケットデザインもせねばならないからです。分身じゃ!分身の術じゃ!しかしそんなワザは持ち合わせておりませぬ。いっそのこと、白バックに「WOEP」とだけ書くか。ちょっと違うよなw



そんなわけでアイディア募集してます。マジです。おいメンバー、チミらも手を貸せwww




それにしましても、歌というのは難しいもんですね。入り口は簡単なんやけど、ちゃんと表現しようとすると、途端に難しくなります。よく「1音1音を大切に」なんて言われますけど、歌の場合は音符1つの中にもいろんな音があるので、それをやるのはかなり大変です(汗



そして、歌ってみて気づいた。ウチの曲は、ちゃんと歌おうとすると難しい。音程の上下も結構あるし、押し出し加減や抜き加減を間違えると、のっぺりしたりダサくなるのです



ラフに歌ったり崩して歌うのは楽なんですけどね。そういう意味では、呑み屋で大合唱するにはうってつけですな(笑



まぁさすがに3年も歌い込んでますので、それなりにお聴き頂けるようにはなってるかと思います。オリジナル曲やからね、最低でもそれなりには歌えて当然であります



しかし、これがカバー曲となると、一気にボロが出ます。うん、言われなくても自覚してるよ。メロディーそのものより、倍音のピッチがアレな感じです。その他にも諸々あります。課題は多いなぁ



ということで、リテイクの時間が余ったので「君が代」の独唱を録ってみました。1テイクとか今日は喉の調子がアレやったとか、言い訳は申しません。現在のわしはこのレベルっすわ


君が代 anba独唱ver.(896.7KB)



T-BOLANよりはマシか。でもガクトには負けてるな。まだまだ精進せねば!
 
 

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2010/12/2

アマチュアの自由  音楽総合
 
むぅ、すこぶる機嫌が悪い。特に理由は無いんですがね、意識がダークサイドに向きがちなんですわ。こういう時は、あらぬコトや、言うてはならんコトを口走ってしまいそうなので、時事ネタは避けるに限る(笑



そんな時こそ音楽です。ああ、そういえばわしも音楽屋の端くれなのでした。時事ばっかり書いてるから、あやうく忘れるところだった、はっはっは(汁w




音楽業界に吹く風は、年々厳しいものになっています。先日も知人が廃業したばかり。音楽は続けるらしいんですが、プロとしては「もうやめゆ」のやとか。理由:マジ食えねぇ。うーん深刻



担当分野によっては仕事量が激減してるらしく、また経費削減のおり、ギャラも芳しくないと聞きます。CDも売れん、配信も頭打ち、まさに四面楚歌な音楽業界。明日はどっちだ?をリアルでやってます



なんというか、本業でやってはる方々には「お疲れ様です」としか言いようがないなぁ。エエ音楽、エエ仕事やってりゃ売れる、ってワケでもないもんね




おっと、やはり不機嫌な時は暗めに走ってしまうな。しかし本題は先行き真っ暗な話ではござあせんの




本業の方々は別として、実際のところ、アマチュアでやってる限りは、それほど影響は無いのですね。うちなんか元々が細々な活動ですゆえ、影響はゼロに近いな。喜んでエエのかどうか(困



でね、思うのよ。こういう状況なんやし、アマチュアは、もういいかげんメジャーを意識しやんでもエエんとちゃうの?と



アマやインディーズのライブを見てますと、メジャー行き、あるいはヒットを狙っているのか、メジャーによくあるようなパターン=あえてアマのスタンスでやる必要のない楽曲をやってるバンドが圧倒的に多いのですわ



そういうのは、聴きやすい&受けやすいという反面、どうしても「規格内」におさまってしまうのですね。いわゆる劣化コピーです



せっかく自由な表現ができるアマチュアやのに、わざわざ劣化コピーの枠内でやる必要は、もう無いんとちゃいますかね?つまり「自由になりましょ♪」ってことね



そうすることによって、「規格外」も生まれやすくなるのやないか。もちろん、それらを受け入れる土壌や体制の問題はあるんやけど、実のところ、ライブハウス等も「似たようなバンドばっかし」という閉塞感は抱えているので、そのあたりはクリアできるかと



なんと言いますかね、道は閉ざされたように見える現状ではあるものの、逆にそれが、真のオリジナリティを開発するチャンスでもあると思うのです



音楽業界がアレやとしても、音楽そのものが無くなることはありません。もともとアマチュアなんてのは、売れる売れないを善し悪しの基準とする必要性から解放されとるのですから、あとは本人の意識次第ですわな



ということで、米国のモダン詩人の言葉を締めにして、今宵はぐんない。




'It is necessary to any originality to have the courage to be an amateur.'

by Wallace Stevens



オリジナルであるためにはアマチュアである勇気がいる。 by ウォレス・スティーブンス
 
 

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2010/11/28

カオルさん  音楽総合
 
いつも弾き語りをやってる日本橋のお店「太陽と月」に、カオリーニョ藤原師匠が出ると聞き、用事を済ませていそいそとお出かけしたのであります。こんばんは、anbaですw



クリックすると元のサイズで表示します

※携帯カメラ&ズームなので、ぼけぼけ画像ですんません orz



キング堀内さんという方とのユニットで、なんとカオルさんのブルースギター三昧でっせ旦那。音使い、リズム、タッチ、起伏、抜群の安定感、やっぱこの人はギターうまいわ〜。ブルース弾いても南国の匂いがするのは、カオルさんの色やねぇ(笑



氏はブルースやファンクが好きやったので、そっち系の音楽をやりたかったらしい。しかし当時のバンドは解散し、いざ弾き語りでとなると、自分の声質がそっち系の楽曲に合わず、いろいろ難儀したという話を終わってから聞きました



ボサノバを始めたのも、そういう経緯があったからやそうです。現在のカオルさんを見てると、まったくそんなことはわからんぐらい板についてるのやけど、なんでも「一日にして成らず」なんやなぁと実感した次第



たぶん、わしがWOEP以外でも活動してるのを見て、勇気づけてくれはったんやと思います。感謝



「いろんなとこにanbaが先回りして居るのが面白い」とも言うてくれました(笑。いやー、わしなんか細々した活動ですし、単に大阪が狭いだけかと。しかしカオルさんと妙に縁があるのはうれしいことです




わしも来月の26日、同店で弾き語りやります。今年はバンドよりも弾き語りの方が多くなってしまいましたが、エエ感じでバンドにフィードバックできてますので、あまり気にしないでおきますw



それよりも問題はアルバム制作ですわ。やはりまとまった時間がなかなか取れません。うぐぅ、分身の術をマスターしたい今日この頃っす orz



ほな今宵は短めにてグンナイです zzz
 
 

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2010/11/21

ただいま制作中  音楽総合
 
久しぶりの完全オフ・・・と言いたいところですが、あいにくとジッとしてるのが苦手な人間。体調わるしにも関わらず、WOEP新アルバムの編集作業をやっとりました。だいぶ進みましたよ



効果音の追加などもやりまして、あらかたの編集は完了してます。しかしながら、どうしても1曲の一部分だけ、リテイクしたい箇所が出てまいりました。我ながら「またかよ (´д`)」な気分です orz



歌なのでね、自宅で録れんのですわ。こういう時、スタジオが近くに無いのは不便です。たーぼーさん宅がうらやますぃ。まぁ今回収録しない曲も別にあるので、それと一緒に録りに入るか。ちと面倒じゃのぅ(笑



その箇所以外は「もうこれ以上(現時点では)改善のしようがない」状態になってます。あ、これは悪い言い方だった。エエ感じになっとるのです。あの曲もこの曲も、旧バージョンやWebで公開しているものからは、ずいぶん変わってますよ





とりあえずプレス屋は見つけまして、あとは印刷ね。やはりどこも高い。4P(二つ折)ジャケとバックインレイ(底ジャケ)だけでも、500部で4〜5万もするやん。そんな金はない。最初の構想通り、中身はプレス盤で、ガワは手作業でチマチマやった方が、コストを抑えられて無難そうですな



それ以前に、ジャケットデザインも考えねばなりません。写真にするのかイラストにするのか。あーそうだ、タイトルも決めてませんわ。ということで、ココで密かにジャケデザインとタイトルを公募してみたりw



「みなさまのWOEP」ですので、ジャケ写には、応援してくださる方々の写真を載せよっかとも思うたのですが、それを撮ってる時間が、たぶんありません。やっぱアレね、こういうのは早めに企画して準備しとかんとね。泥縄はあきませんな(汗




いろいろと面倒で煩雑ですし、ゼニになれへんアルバム制作ではありますが、楽しいこともぎょうさんあります。そういえば何の調査やったっけ?金銭報酬があると無いとでは、報酬がある方がやる気が低下するという結果が出てたような。わしの作業も、まぁそんな感じかもしれません



あ、ソースがありましたわ



■MSN産経ニュース:金銭報酬は「やる気」をくじく 脳科学実験で裏付け



ひと昔前に言われてたことと、まるで逆ですな。でも人間のあり方としては、特に不自然とは思わんですけどね。とりわけ表現なんてものは、元々そんなもんですから




ということで、なんだか久しぶりに音楽屋らしいblogになりました。締めは最近「おぉっ!」と思うたクラシックのコンサート映像をどうぞ。クラシックは退屈、とかお考えの方々こそ必見ですぞ



■YouTube:シモンボリバル・ユース・オーケストラ ノリノリのアンコール!





それでは今宵も早めにおやすみなさい zzz
 
 

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