2009/7/7
エレキdeクラシック 音楽総合
クラシックの楽曲をエレキギターで弾く、てのは結構古くからあるコトです。エセですが、わしも時々やってます。あえてギター向けに書かれていない曲をやるのがポイント。それをギターで弾くのは、エエ練習になるのです
ギターの性質上、どうしても単音フレーズの曲が中心になります。チェロやバイオリンの独奏曲なんぞが最適ですかね。主旋律や雰囲気だけでよいなら、ピアノ曲やオーケストラ曲も入りますがw
他楽器に向けた曲は、ギターの音の並びからすると、どれも難儀しまくります。ロックギター弾きが非常にイヤがる、異弦同フレットフレーズ、跳弦フレーズ、ポジション移動フレーズが、これでもか!と言わんばかりに頻出するのです(恐w
ひと昔前なら、「トルコ行進曲」の速いパートをチョロっと弾けば「おぉすげぇ!」やったのですけど、近年は技術の進化もあってか、その程度では驚かれません。エレキギター1本で、ショパンの「幻想即興曲」なんぞやってるヒトもいてますので。あれはさすがに、パッと見ぃでは驚きます
ゆえに、テクニック志向のヘビメタさん達は、こぞってやりたがってます。YouTubeにも、アマ〜プロがその手の曲に取り組んだ動画がぎょうさんアップされとりますが、メタルさんのんは、なーんかオモロないのです
いや、超絶うまいんやけどね。見ててしんどい。どうしても、音楽というよりは宴会芸に見えてしまうのです。少なくともショパンには聞こえへんなぁ
そんな超絶志向さんはともかくとして、基本を鍛えるという点では、クラシック曲に取り組むのはエエことやと思います。チャイコフスキー「白鳥の湖」、バッハ「G線上のアリア」あたりは、スローテンポですし、エレキで弾くと気持ちよろしいので、初めてのトライにはお勧めです(笑