2009/3/16
あべの くらし
最寄りの駅に行きますと、

と思いながらよく読むと、なんと値下げやないですか!この駅から終点の天王寺(あべの)まで、現行290円が、新運賃で250円にまで下がるのです。10円程度ならまだしも、40円の値下げというのはかなりのもの。なんで?
運賃の高さでは、関西私鉄でナンバーワンを誇る近鉄です。いきなり40円も下げるのには、それ相応の理由があるはずです。もしかして、阪神なんば線の開通で、阪神と距離運賃比を合わせたとか?あのコスイ近鉄が、そんなことするはずなしw
で、調べてみたら理由がわかりました。これですな
■近畿日本鉄道博物館:大阪阿部野橋駅 西改札口を移設−キロ程変更で運賃値下げも
運賃計算の起点である「あべの橋」駅が、やや吉野側に移転するため、それに伴って距離の短くなる分、運賃が下がるようです。コスイわりに、ちゃんとスジは通してますなw
ところで、「あべの」といえば、この画像をご覧下さい

暗くてわかりにくいんですが、これは、アポロビル裏手からベルタあたりまでの、あべの再開発の現状です。見事に何もありません。夜間に見ると、ぶっちゃけ廃墟であり、ゴーストタウン状態です
周辺道路の混雑緩和が、再開発の目的の1つやそうです。それはわかる。だがしかし、この一帯にあった文化は、どこへ行ったのやろうか。スクラップ&ビルドで、新しいものが生まれていくのもわかる。しかし、それは「大阪の風景」なのやろうか
そんな疑問がアタマをよぎりました