2007/9/1
ひきがたり 音楽総合
仲良しのキービーさんがソロライブをするというので、

アコギの弾き語りソロ(喋り弾きらしいですがw)は初めてやるとのこと。何事も初物は縁起がよろしいものでございますのよ奥様。しかも今日は「防災の日」=9/1。月のアタマからハツモノってのは、なおよろしいですw
そんな「見る側」とはうってかわって、キービーさんはえらく緊張のご様子。まぁ至近距離に客の顔がありますし、初体験というのは何事も手に汗にぎるものですから(笑
途中に休憩を入れて、トータル14曲。

おそらくリベンジに燃えておられると思います。次回のテーマは「キャッチ」と「アトモスフィア」ですかね〜
ところで、友人達の間では、最近「弾き語り」が小ブームのような。もちろん火付け役はわしなのですが、と言いたいところですが、そういうわけではありません(笑
普段はバンドでやってる人間が、ヘルプ一切なしのソロでやるというのは、なかなか面白く、またスリリングでもあります。自分だけで全部やらなあかん=自分次第でどうとでもなるのが、やる側にとっては大きな魅力でしょう
思い起こせばわしも、最初の頃(ン十年ほど前)の弾き語りは、そりゃもう惨憺たるものでした。練習不足うんぬん以前に、気持ちがアカンかったように思います。奏者の気持ちは、ダイレクトに音に出てしまいますので
いやー、そんなん言うたかて、まず技術がおまへんのやから、気持ちの持ちようもないですわー。と語るヒトに時々出会います。ハッキリ言いますと、その考え方は間違っています
技術の不足は、練習に練習を重ねていけば、まぁなんとかなるのです。多くのアマチュアは、その先に「気持ち」も付いてくると考えています。しかし、実際にあるのは「うまいんやけど、なんか面白くないね」という評価ぐらいです
音楽というのはとても有機的なモノなので、技術の習得と同時並行で、気持ちの涵養もしていく必要があると思います。特に弾き語りは、逃げ場がない分、それが重要なんやないでしょうかね
わしは「うまいけどオモロない」人よりも、「ヘタやけど、なんかオモロイ」人の方が好きですし、高く評価してます。後者の方が、より音楽的やと思うからです。そんな音楽に、もっと出会っていきたいですわ