2006/5/29

鵜の目鷹の目  音楽総合
ピックを磨いておりました。ピックというのは、ギター演奏に使う、弦をはじくあの小片のことです。弦に擦れてエッジのカタチが崩れてきたり、ギザが出たりしますので、そういうピックを置いといて、後でまとめて磨く(カタチを整える)のです


いわば再生利用ですな。貧者ならではの発想…orz


ジャカジャカとコードをかき鳴らす、いわゆるジャカ弾きなら気にならないんですが、指先でコントロールするようなフレーズになると、ピックのちょっとした変形も気になります。というか、ちょっとでも変形したら、いつもと音が微妙に変わりますので、すぐわかります。そういうピックで弾くのは、気分的にもよろしくありません


そんなわけで磨いてました。前にFenderピックを安値で大量購入した分が残ってるんですが、アレはすぐに変形してしまうので、あまり使うてません


現在使うてるのは、「Pro Grip」というピックで、厚さは1.21mmのもの。某楽器屋で1枚10円で売ってましたので、これもまた大量購入してました(笑。ライブでよく投げてるのはコヤツです。このピック、個体ごとに仕上がりのバらつきがあるのが難点ですが、耐久性も意外に高く、音も悪くありません。しかし、最近見かけなくなりました。おそらくKIKUTANI Musicという国内代理店の取扱いやったはずですが、製品ラインアップにもありませんね(汗


どこぞのメーカーが提携してくれませんかねぇ(笑



さてさて



昨晩はオバカなジャムなんぞして遊んでたんですが、それぞれ普段の自分とは違うパート(楽器)をやってて、演奏レベルはヘタレもエエところやのに、なぜか妙に楽しく熱かったのです。そこでふと思いました


結局のところ、音楽っちゅーのはこういうモンやないか、と


「こういうモン」というのは、月並みな言い方になりますが、そこに「音を出す道具(含:声)」があって、それを使うて、その場にいるみんなが楽しみ、笑い、熱くなり、感動する。そういうシンプルなモンなんやと、あらためて思うたのです


もちろん、お客様からお代をいただく音楽屋としましては、その技量を磨き高めていくのは当然なんですが、その、なんというか、そこだけに囚われるのはイカンな、と。「鵜の目鷹の目」という言葉がありますが、ミクロ(鵜の目=細かいところ=技量やらセンスやら)とマクロ(鷹の目=大きな、全体的な絵=音楽そのもの)を「はき違え」てはイカンなぁと思うのです


ついつい、ミクロの組み合わせがマクロになる、と考えがちですが、そんなことはないです。技量に秀でた音楽屋を数多く知ってますが、「ふーん」以上のものを与えてくれる人は少ないですもん。「うまいですねー」「すごいですねー」それで終わり


たとえ名の知れた一流プレイヤーであっても、音楽の「素朴な楽しさ」を忘れてしもうてる人は、案外多いんではないでしょうか



「初心に返れ」とよくいわれますが、どれだけ自分を向上させていったとしても、最初に感じた「音楽からの感動」は、ずっと心に置いておきたいです


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