桐生市広沢町の「日本一」に行って来ました。
訪れたのは、9月の某吉日の夜の部です。
*夜しか、やってません。
店の前は、国道50号。轟音を立てて大型トラックが
通り過ぎます。古くさく&味のある店の中は、まるで
屋台にいるようなライブ感覚が味わえます。
良いですね、トラックの地響きで店内が揺れるたびに
なぜかワクワクしてしまうのです。
店主さんのリズミカルな動きは、実に格好いいです。
特に湯切りする時、左手を腰の後ろに持って行き、
ペンギンのように縦ノリのリズムを刻む姿は、いつか
伝説になるのではないでしょうか。
今回は、「味噌ラーメン」600円と「肉めし・小」200円です。
お店に入った時、豚臭さがいつもより濃いめに感じられ、
期待大であります。
スープを一口吸った瞬間、思わず笑顔が浮かびました。
豚骨の濃厚なスープに甘みのある味噌の風味が合体、
今回のラーメンは、いつもに増して旨い。
表現は悪いですが、この泥水色のスープには、旨みの
エキスがたっぷり詰まってます。
マニアックな味わいは、好き嫌いがあるかもしれませんが
B・ブロディのリングの対角線を疾走し、その後急降下する
ニードロップを思わせる豪快なラーメンでありました。
「肉めし・小」です。肉じゃがを思わせる甘いタレが
実に美味いです。日本一のラーメンに、麺の量が少し
少なめに感じる方は、これも頼むと良いです。
見た目はぶっきらぼうな感じがしますが、予想外に
デリケートな味付けに感激出来ますですよ。