主婦セッション後、休憩して店に戻ると店前の暗闇に佇むひとりのトランぺッター。なんとTKビッグバンド等でリードを吹く田中哲也氏であった。木曜のライブのチラシ持ってきました〜。火曜は店は休みなのでチラシが人の目に触れるのは水曜だけだ。それでも持ってきてくれるのだから良い人だ。皆さん是非聴きにいらしてください。
さて、閑古鳥の鳴きまくるジャズ喫茶をなんとかせねば、とビル・エバンス特集を組んだので本日の1枚目はスコット・ラファロが入ったトリオから。実は自分で買ったエバンスのアルバムは例に漏れずワルツフォーデビーが入ったCDだけなのだ。LPは知人から貰ったものばかりで、このジャズ喫茶営業がきっかけでようやくエバンスを聴くようになった。しかし、二人目のお客さんがなかなか来ないのでトランペット特集に路線変更。この辺りのフレキシブルさは大事なところだ。その後、役者さんやご近所のご常連が来店。ご常連はTKビッグバンドの演奏を映像化してきた人なので、いろいろ突っ込んだ話を聞くことができて面白かった。
来週は店舗工事のためジャズ喫茶はお休み。11/4も特別興行のため、次回営業は11/11となります。改めてエバンス特集組みます。来てね〜。
イスラエルとかナーディスが入っている有名盤。1961の録音だがとても良い音。
ここからラッパ特集。このアルバムは23歳の時にホノルルのダウンタウンの中古レコード屋で買ったやつ。有名な曲ばかりで今でもたまに聴いている。
ハリー・エジソン。この後出てくるベイシー出身のラッパってご機嫌なスイングトランペットばかりで、ベイシーがどれだけ凄いスイングバンドだったかがわかる。
クリフォード・ブラウンは散々聴いたのにファッツ・ナバロはあまり聴いてなかった。改めて聴いてみると凄く端正なトランペットだ。ブラウニーより好きかもしれない。
ご存知かもしれないが、ブラウニー、ファーガソン、クラーク・テリーのバトルを聴くことが出来るアルバム。これを聴いたこと無いラッパ吹きは可哀そう(笑)
ジョー・ニューマンはその昔ベニー・カーター楽団で生で聴いたことがある。ベニー・カーターよりも後から舞台に現れる大物ぶりだった。このアルバム、実は違うタイトルで出ていて、何故かそれも持っている。
スヌーキー・ヤングとマーシャル・ロイヤルの双頭コンボ。前回もかけたような気がするが、最近のお気に入りということで。
スイング系が多い今夜だが、極め付きの1枚。私が20歳の頃に流行ったバンド。ルビー・ブラフを聴いていると言ったら、そんなの聴いているから駄目なんだよサッチモを聴け、とプロのデキシーラッパ吹きに言われた記憶がある。解ってない奴だ。今でもそいつが嫌いだ(笑)
最後は初心に戻って1968モントルーのエバンス。エディ・ゴメスとデジョネットとのトリオ。いいアルバムだ。ゴメスのソロもいい。このアルバムはグラミー賞を取ったらしい。


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