城崎温泉の二日目は、ゆるキャラ玄さんですっかりお馴染になった玄武洞へ。ゆるキャラの力は、なかなか侮れませんね。
玄武洞は日本海へ注ぐ円山川の対岸にあり、土日の午前中3本のみという小さなシャトルバスで行きます。往きの乗客は我々ふたりだけ。
日本海方面へ流れる円山川です。重たい風景です。
小雨降る中、玄武洞公園に到着です。
ゲストハウスのような建物で玄さんが観光客と記念写真を撮っています。
おお、これは撮らなければと近づこうとすると、係の人がちょっと小役人風に「順路はこちらです。反対です。」と指示をするので、「いや、今日は玄さんに会いに来たんだから」と告げると、「あ、では急いでください。玄さん、忙しいのですぐにいなくなってしまいますから。ささ急いで」と急にいい人に変身。テレビの取材も来ているらしく超多忙な玄さんだ。マスコミの力は大きい。
昨日のテレビの不甲斐ない活躍ぶりもなんのその。ファンサービスに熱心な玄さんだが、ヘルメット被ったらまるで鬼瓦権三だ。
ガイドさんが玄武洞を案内してくれました。何と今年の春まで、さいたま市に住んでらして、こちら出身の奥さんの故郷に移住してきたとのことでした。この広い日本で、さいたま市の人に会うなんて。と言っても、さいたま市民は今や120万人以上いるのでそんなに珍しいことではないのです。
玄武洞です。火山岩が冷えて六角形の柱状になったものを柱状節理と言うのだそうです。
いつもながら写真だとなかなかスケール感がお伝えできなく残念です。
昔の知識人が、この景色を見て古代中国の神話から玄武洞と名付けたんだそうです。玄武岩は、ここの岩と同じ岩石だから玄武岩と呼ぶのだそうです。てっきり、玄武岩でできた自然の造形物だからかと思っていました。ということは、玄武岩という名称はかなり新しいのですね。
小雨がいきなり雹に変わりました。
たった1分後にはこんなです。
しかもいきなり、ゴロゴロゴロ、ドッシャーン!と特大の雷。それ逃げろ、とゲストハウスへ避難です。
忙しい玄さんは町へ行ったのでしょう。テレビ画面では「それでは教えてやろう!」と玄さんが偉そうに講釈していました。
またまたシャトルバスで城崎へ。またしても乗客は我々だけ。いいのだろうか。
日に三本しかない特急はまかぜを待ちながら駅前の食堂で昼食。スルメイカを焼いてビール。
そして、やはり〆は蟹でした。
城崎から帰って2週間が経ちますが、どこへ行くにも玄さんと一緒な今日この頃です。


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