夏はtube、ではなく真空管アンプの話。
岡安、田辺デュオを聴きに来てくれた方はご存じの通り、お二人とも真空管アンプを使っていました。岡安さんはキッチンテーブル、田辺さんはヘリテイジ。
やっぱり、アンプは真空管や!
真空管への想いを深くした山田のヒデちゃん(わがPetersonの提供者)は、購入を決意したのでした。そして、土曜日のセッション前に名器Petersonと入れ替えになりました。
ヒデちゃん曰く、「ギタリストはさ、しょぼいアンプしか置いていない店にはセッションに行きたくないんだよ。Jazzmalがしょぼい店だと思われると嫌じゃない!」感謝!
現有勢力の揃い踏み。左はベースアンプ(ACOUSTIC IMAGE)、中央がギターアンプ(KEN JORDIN)右はキーボードアンプ(BEHRINGER)。
実は、セッションにはギタリストが3人参加したので、2本同時に演奏となった時は、ひとりはキーボードアンプを使うことに。スピーカーが12インチなので大きい音は出るのですが、並んで弾くと音の違いは歴然。ジャンケンで勝ったら絶対に使わないなぁ(笑)。キーボードに繋ぐとしても、やはり真空管のレスリーがいいもんなぁ。あ、別にBEHRINGERさんは悪くないですよ(汗)。コルトレーンの隣で吹くモブレーのようなもので。
コンパネはスッキリしています。昭和40年代ファミリカー風。
真空管の妖艶な光。
スピーカーは12インチ。出力35Wですが、トランジスタの100Wクラスの音圧は余裕で出します。
某販売サイトの製品紹介文
プリ・アンプ部に12AX7WA ×3本、パワー・アンプ部にEL84×2本、スプリング・リバーブのドライバー用として12AT7×1本、スピーカーはセレッションG12P-80を使用し、往年のブリティッシュ・サウンドをクリエイトしています。
単音弾きでは真空管独特の抜けの良い粘りのあるサウンドを、コード弾きでは音圧のあるサウンドをこのサイズながら実現しています。また、クリーンからクランチへ移行するのゲインのバランスが素晴らしく、高級真空管アンプさながらの自然な歪み始めをこのクラスにして実現しているのは驚きと言えます。小型のトランジスタ・アンプにみられがちな低音弦を弾いた際のもたつきやボケもなく、カラッとしたカッティング・サウンドやミドルを持ち上げて指弾きによる箱鳴りのサウンドを楽しむことも可能です。
少し荒めな歪みも他の小型アンプに比べるとハーモ二クス成分を多く含んでおり、ブルージーなギタリストも満足されるに違いありません。また、綺麗に伸びるサステイン豊かな高音をクリエイトすることは一般的な小型アンプではなかなか難しい問題ですが、フルアコ・ギターのボリュームを絞り気味にし、ギター自体の生鳴りをサウンドに加えたサウンドは絶品といえるでしょう。
さて、9/23(木)は、じゃずまるずノーチャージLIVEです。
今月のゲストは、加治雅也(tb&vo)、加治雄太(g)のお二人。
最近、ボーカルに益々力を入れている加治さん(父)と
ギター講師の道を歩み始めた雄太くん(長男)。
ライブで初めてケン・ジョーダンを弾くギタリストになるのか。
それともキザマーとして刻みに徹するのでしょうか?
乞うご期待。

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