たいちゃんずが優勝しました。しかも観客が選出する「浅草賞」もダブルで受賞。さすが、浅草生まれのバンドです。
コンテストはボーカル部門とバンド部門に分かれており、6時からのバンド部門だけ見ようと、浅草公会堂に着いたのが5時半でした。ロビーのスピーカーからは舞台で演奏中の音が聞こえてきます。ミスティをボッサで。なんか、あまりにも安易なノリと演奏なので、ああ、このバンドは絶対に落選だな、と思って会場に入るとゲストバンドが演奏中でした。おいおい大丈夫かぁ(汗)。
コンボの最初のバンドは3管バンドでした。テナーは岡田嘉満さん。さすがに上手い。ちょっとアレンジが地味で盛り上がりに欠けましたが、岡田さんのソロは今回の出演者の中で随一でした。寸評もなかなか好意的。って、CD出してますもん。
続いて、全く同じ3管編成のたいちゃんずの登場。全く同じ立ち位置だから男性バンドの後はちょっと不利だよなぁ。しかし、そんな気配は微塵も見せず、おなじみのSAKURA−SAKURAを。ちょっと速いテンポでした。ちょっと緊張気味だったのはバンドメンバーだけではないぞ。一階は満員だったので、二階席から観ていたんだけど、こんな大きな会場でしかも予選通過して凄いなぁ、と感慨ひとしお。こんなに手に汗握って演奏を聴いたのは初めてで、写真を撮るのを忘れました(笑)。審査員のオッサン達も大喜び。でも、この後に出た凄く上手いバンド達(若手のプロの人達)はその反動もあってか酷評の連続で可哀想でしたね。でも、高校のビッグバンドは可愛くて上手くて御機嫌でした。これも大好評。結局、審査員達は、これから出て来るであろう若手プロの人達を、とりあえず締めておこうか、という感じで少しだけ憤りを憶えました。
しかし、です。審査発表でたいちゃんずにグランプリをくれたんでちょっとだけ許そうと思いました。以後、もう少し気を使ってほしいものです。祝勝会は六区の居酒屋で。20人近い友人達と終電無くなるまで大騒ぎでした。しかも飲み代は賞金から。受賞挨拶で、今夜は呑みます!といったバンマスたいこさんの決意は固かった!ゴチでした。
8月の上野ジャズインというフェスティバル(忍ばす池の水上音楽堂)にゲスト出演するそうです。楽しみですね。また、飲める。

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