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2009/1/31

山陰一人旅(中編)  木版画

第一の目的地、島根県立美術館。
宍道湖のほとりにある、開館10周年を迎えた美術館です。
ここの企画展は私のツボを押さえたものが多く、遠い割りに結構来ています。
いつも季節はなぜか冬〜早春。

今回は[版! ― 魅惑の近現代版画 ―]
「版」とは何か。またこの版を使った絵、「版画」ならではの魅力とは何か。
所蔵作品の近現代版画を中心に版種の違いによる「版の表情」に着目し、いろいろな技法の版画を広く紹介しています。
むぅ。いい版画もっていらっしゃる。

あれもこれもよかったのですけど、浜口陽三さんの「22のさくらんぼ」(…だったかな?)がとても勉強になりました。
浜口陽三さんはカラーメゾチントという独特な銅版画を制作、発展させたことで知られています。私も学生時代、ほんのちょっとだけ銅版画をかじったので、メゾチントという技法も習いました。しかし、あのカラーメゾチント、どんな版をどんな風に刷るとあんな風になるのか皆目見当がつかなかったのです。それが今回は色版ごとに展示してあって、よくわかりました。わかったらなおさらスゴイと思いました。

そして美術展といえば私の好きな記念講演会やワークショップ。
今回は2月8日に銅版画家の中林忠良さんが「遠くて近い版の絵」と題した講演会をします。
同日、銅版画の制作実演もあるそうです。
詳しくは島根県立美術館の公式サイトへ → ぽちっ

行ーきーたーいーーー!!
だけど、この季節。県境の峠はお天気の好い日にしか越えられません。
行ける時に行っておかねば!と、今回は中林さんをあきらめました。
残念無念。

そうは云っても充分満足な収穫。
宍道湖の美しい夕焼けと下弦の月を見て松江をあとにしました。
(↑これも写真撮り損ねた…夕焼けの橙から上に藍のグラデーション。細い白茶の月)



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