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2008/4/30

こいのぼり  暮らし

部屋から見えるところに鯉のぼりが泳いでいます。
爽やかな空の川。

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「こいのぼり」の歌といえば
ヤネヨーリー ターカーイ コイノーボーリー… ♪

だけかと思っていましたが、
甍の波と雲の波〜 重なる波の 中空を… ♪

の「鯉のぼり」というタイトルの歌を最近知りました。
大正2年『尋常小学唱歌』掲載。
美しく明快な歌詞と元気の良いリズムで五月にふさわしい素敵な歌だと思いました。

rtrさん(この鯉のぼりのオーナー)、すくすくのびのび育ってね♪
  

2008/4/28

安堵と癒し  

今宵も奥津温泉で一日の疲れを癒します。
渓流沿いの温泉です。
静かに温もっていると、細いカジカガエルの声が聞こえてきました。

ふぃふぃふぃふぃ…

あぁ。
ちゃんとまたここへ来てくれたのだと嬉しくなります。
特にこのきりは「カエルツボカビ症」が気になっていたこともあって、ホッとしました。

まだ数も少なく耳をそばだててやっと聞き取れる程ですが、
また、この季節が来たのだとしみじみとします。

2008/4/26

ぽち袋の制作工程 その4  木版画

4回連続シリーズ「ぽち袋の制作工程」も今日が最終回です。

ではさっそく。

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厚紙でつくった型紙をあて、四隅を切り取ります。
かなり心もとない型紙ですが、消耗品で変形してきたら作り直します。

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ポイントはカッターの刃をマメに折り(オルファです)、切れ味を保つことです。
知り合いのぽち袋屋さんはこれを型で抜いています。(特注でつくってもらうそうです)
値段を聞いたが手が出ない!
なので、私はしばらくこの方式で行こうと思います。

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地道です。
糊付けの前に一つ一つ折れ線を入れます。

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使い切ってインクの出ないボールペンで線を引きます。

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こんな感じです。
面倒なようですが、このひと手間で仕上がりは格段に良くなります。

さぁ、糊付けです。

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わかりやすいように青い糊をつかいました。乾いたら色は消えます。
(トンボの消えいろPiTS です)
少しずつずらして重ねることで、糊が無駄なく一度に塗れます。

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同様に底の部分も。

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しっかり圧着して、完成!

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重ねて横から見たところも気に入っています。


こんな具合でございます。
ここ七年程の試行錯誤の末、現在の工程となりました。

どうですか?
みなさんもご自分のオリジナルぽち袋、つくってみてはいかがでしょう?
面倒臭ーーい!! と思ったあなたはぜひ雨玉舎にオーダーくださいませ。

別途、版制作費(壱萬円〜)がかかります。ご相談ください。

ugyoku-sha@zero.ad.jp
と、ちょっとだけ営業っぽく締めくくってみました。

2008/4/25

ぽち袋の制作工程 その3  木版画

今日は摺りについて簡単にご紹介します。

あまりに計画性の無い写真撮影で、わかりにくいと思いますが…ときに。
こらえてつかぁさい。

昨日お話しした、「見当」の実際です。
ここからは【蕗の葉に蛙】の版で説明します。(写真の関係で…)

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先ずカギ見当に紙の角を合わせます。

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そして、カギ見当と紙がずれないように押さえて、引き付け見当に引き付けます。
(シャッターを切るために左手だけで位置をあわせていますが…)

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バレンで摺ります。(こする?)
バレンとは、小学校の版画の授業で使った、竹の皮が巻いてある丸い円盤状のものです。
ここでは「ディスクバレン」というプラスチック製のものを使っています。


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はい。摺りあがりました。
実は2版目でした。

左が1版目(蕗の葉)を摺った状態。
右が2版目(蛙の色と落款)を摺った状態。


そうそう。
版木に紙を置く前に、もちろん絵の具をのせています。
で、思い出したように撮った3版目を摺るところ。

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絵の具運びの筆で、ちょんちょんと絵の具をのせます。
ここでは透明水彩絵の具にヤマト糊をまぜています。
(水加減が重要です!)

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そして、ハケでよく擦り込みます。
ムラの無いように…

上記のように紙を置き、バレンでするとこうなります。

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左が2版目(蛙の色と落款)を摺った状態。
右、3版目(黄色の背景と蛙の線描)まで摺って完成!


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それぞれこんな工程を経て摺りあがります。
やれやれ。
それにしてもわかりにくい写真と説明でごめんなさい。
なんとなくわかってもらえたら嬉しいです。
また、いつか改めてわかりやすくご紹介したいと思います。

では、明日はぽち袋の形にするところをご紹介します。

2008/4/24

ぽち袋の制作工程 その2  木版画

はい。いよいよ「彫り」です。

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先ずは2ヶ所に見当(けんとう)を彫ります。
右下のL字型のが「カギ見当」、右上が「引き付け見当」です。
「見当をつける」という言葉がありますが、正にこれがそれです。

色の版を何回も重ねて摺るので、ズレないようにするための基準です。
私が見当をつけ始めたのは5年前位からです。
それまでは板の角を基準にしていました。(独学素人ですから…)

この見当、しっかりつくればズレ知らずです。
上の写真の右下のような「平刀」と呼ばれる彫刻刀で彫ります。

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あ、そうそう。
版は基本的に色の数だけ作ります。
そのすべてに同じ基準で見当を彫るわけです。

…で、このあと彫るのに夢中で写真を撮り忘れました。
(彫っているところはカメラマンが居ないと撮影できないし…)

今日は「見当」のお話になりましたが、写真も無いので明日は摺りのお話を少々。




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