● ブログを引っ越しました →  雨玉舎もよう

2007/1/21

棟方志功と芹沢ケイ介  木版画

前回の記事、吉岡さんの郷土文化講座と併せて岡山県立美術館に行ってきました。
新春特別展示「棟方志功と芹沢ケイ介」開催中です。
(ケイの字は金ヘンに圭)

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棟方志功さんの板画(版画)は何度か見たことがありますが、画面サイズ以上の迫力があります。
「南海道棟方板画」など後期の風景作品もありましたが…………。
やっぱり人物(天女や仏も含み)が抜群にカッコイイと思いました。

一方の芹沢ケイ介さんは染色工芸家で人間国宝で、しかも静岡市名誉市民です。
「いろは」や「春夏秋冬」の文字を美しくデザインした型絵染はきっと一度は目にしたことがあると思います。
芹沢さんの作品はデザイン性や技術の高さだけでなく、優しい感じがして私は好きです。

棟方さんも「いろは板画柵」という文字をモチーフにした大きな屏風仕立ての作品をのこしています。
この「いろは…」の中から自分の名前を探し、頭の中で組み合わせてみる。
…まるで自分の名前を棟方さんが彫ってくれたみたいな錯角。
新しい楽しみ方でした♪

芹沢さん作「妙好人因幡の源佐」の屏風がありました。
そういえばご近所(?)倉吉・三朝に縁のある版画家長谷川富三郎さんもこの「因幡の源佐」語録を木版画にしていたことを思い出しました。
また、近いうちに「みささ美術館」に行ってみよう。
ところで「源佐」って何者なのでしょう?
「ようこそ ようこそ」とか云っていましたが…。

2007/1/19

日本の色の流れ  

先日、岡山市で郷土文化講座なるものを受けてきました。
講師は吉岡幸雄さん。
京都「染司よしおか」の五代目当主、色や染めに関する著書多数。

講演好きの私は、偶然見つけたこの講座に即申し込み。
タイトルは「日本の色の流れ」。

絹に染めた色見本や材料となる植物、染色工程のVTRも交えて2時間半、色について語ってくださいました。
内容は割愛しますが、聴講者の質問とその回答をひとつ。

Q.(主婦)
自分の子供の色彩感覚に問題を感じている。
絵を描いても色の組み合わせもめちゃくちゃなのですが、どう対応したらよいか。

A.(吉岡さん)
・自然を良く見る力を育てる。
・古典の良いもの(=本物)を見せる。(→林原美術館の池田家の装束はスバラシイ!)
・街の景観が汚くていけない。→街(自分の周囲)を美しくする。
 「たたずまい」というのは自分のためだけではない。佇まいを美しくする。

…なるほど。

まとめです。「人はなぜ色(color)を求めるのか?」
それは、「自然」に対する尊敬の念からそれを再現して身近に置いておきたいからだと吉岡さんは云います。
特に日本人は自然をよく見て感じ、色の組み合わせ(重ね)でその季節に合わせて「なぞらえ」てきました。
衣服、歌、手紙などなど…季節を感じ取ってそれを表すことが文化の根源なのだそうです。

はるばる岡山市まで行った甲斐がありました。
楽しかったです♪
私も自然をもっとよくよく観察して感じることができたら、版画の色目も変わってくるだろうなぁ。
色で自然を再現しようとはしていなかったけど、「四季の色目を感じる」って素敵だと思いました。

2007/1/17

「緑のふるさと協力隊」募集のお知らせ  

今日は朝から雨です。1月だというのに…。
やはり例年に比べて寒さが厳しくないなと最近やっと実感。
私個人としては過ごしやすくて助かっていますが、これを異常気象というのでしょうか。


さて、先ほど地球緑化センターから封書が届きました。
「緑のふるさと協力隊」募集について、ご協力のお願い(至急)
とのことで、私もできることでご協力をしようと思い、ブログでこの活動をご紹介します。
(微々たるご協力ですが、どこで何がつながるかわからないものです。)

奥津町(現・鏡野町)と私の出会ったきっかけはこの「緑のふるさと協力隊」です。
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2007/1/14

とんど  暮らし

今日はとんどまつりです。

「とんど」とは地域によって呼び方が違うのでしょうが、お正月のお飾りや書初めを焼く行事です。
「どんど焼き」が一般的なよび方でしょうか。

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時間を違えて、着いた時にはもうひと通り済んだあとでした。(T_T)

この火で焼いたお餅を食べると元気で一年を過ごせるそうです。
私もいただいたので、今年は元気に過ごせそうです♪

しっかり昼食を食べてから行った私でしたが、大きなお餅が二つ入ったぜんざいもいただきました♪
来年はちゃんとお飾りと書き初めを持って…時間もきちんと聞いておこう。

2007/1/8

年賀状 2007  木版画

今年も年賀状をたくさんいただきました。ありがとうございます。

「ライフワーク(?)」といってはおおげさですが、私の版画の原点です。
…の割には毎年投函が遅くなっています。
新年の挨拶なのだから、年が明けてから書いた方がいいのではないか。
なんて、言い訳じみたことを言っています。

ここ数年、山村を転々としてきた私。
「どこに居るの?」「何をしているの?」は基本。
「生きてるの?」とまで聞かれる始末。
そんな訳で、年賀状は貴重な近況報告の場でもあります。
今は岡山県北の山の中で木版画をやっています。

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今年は墨一色でおとなしく仕上げました。
近所の羽出神社(ハデジンジャ)です。

秋頃に始めた朝散歩でよく立ち寄りました。
(今はすっかりやめてしまった…もうちょっと暖かくなったら再開しよう。)
その時に「イノシシ」の彫刻を発見!
年賀状で使おう♪と即決でした。

実物は、まるっとしていて笑顔がキュートなイノシシです。
ご近所の方は是非会いに行ってみてください。

年賀状木版画も今年で22年目。
次の次の年賀状で丸2巡してしまうのか…(いと感慨深し)

月日は百代の過客にして…2007年も又旅人也。



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