母のところにあーちゃんを連れて行くと、
「家には、あーちゃんのオモチャがないから今度買わなくちゃ!」
と、よく言われる。
「あーちゃんは、どんなオモチャが好きなの?」って言われたから、
「そうだなぁ、最近だと古新聞でしょ〜、空いたペットボトルでしょ〜、
スリッパでしょ〜、100均で買ったスポンジとしゃもじかなぁ?」
って答えたら笑われた(* ̄m ̄) ププッ
でもね。
あーちゃんには想像力豊かな子になって欲しいのです。
オモチャはお誕生日に買ってもらったもので、充分すぎるほど。
それよりも身近なもので遊んで欲しい。
音が出る。
触り心地が不思議。
落としてみる。
とりあえず口に入れてみる(笑)
こんなことを繰り返して、何ででも遊べる子になって欲しいのデス。
私が子供の頃は、妹と二人で、
周りのものを色んなものに見立てて遊んだ。
マットレスは秘密の隠れ家。
スリッパは郵便ポスト。
母のお古のコンパクトは現在で言うと携帯電話(笑)
レースのカーテンはウェディングドレス。
お鍋の蓋はシンバルだし、水筒に入った麦茶はワイン。
夕飯がおにぎりだったら、押入れでピクニックをした。
裕福じゃなかったから、
お友達が持ってるリカちゃん人形が欲しくて泣いたことはあるけど、
一晩経ったらケロッとしてた。
さらに想像や空想が加わると、
外国だったり、過去や未来になったりして、
「ごっこ遊び」は本当に楽しい時間だったのよ☆
でもね、「ごっこ遊び」をするためには、想像力が不可欠。
スリッパを「ポストだよ〜」って言ってても、
「何それ。スリッパはスリッパじゃん!」って
現実的に言い切ったら、絶対に楽しめない遊び。
現実をcoolに見つめるようになるのはずっと後でいい。
身近なもので楽しめる、そんな子になって欲しいと、
ママは願っております(* ̄∇ ̄*)