きょうは相続税の調査の立会いでした。
午前中で終了。
午後、デスクで仕事ができます。ありがたい。
ところで、普段テレビは見ませんが、
先日、外出先のテレビで見た、たけしのなんとか という番組で、
『相続税は二重課税か』という話題になっていた。
たけしが、『自分で所得税を払って貯めた財産にもう一度相続税をかけるのは二重課税だ。これはおかしい。』
っと言うと、出演者一同、『そうだそうだ』の大合唱。
テレビって恐ろしいですね。
そりゃあ、たけしさんは、自分で稼いだ所得に相続税がかかるほどの資産家だろうけど、
地方では、ほとんどの場合、相続税がかかるのは、
先祖伝来の財産を受け継いでいる人や、元々評価の安かった農地が高く売れたり、都市化で評価が上がったりした人です。
一代で、相続税がかかるほどの預金を貯めることが出来るのは僅かな人でしょう。
それに、相続税には、元来、『生きている時の所得税の課税漏れを補完する(所得税が安すぎた)』という、理論的根拠がある。
そういう議論は一切無し。
なんとも一方的な結論だった。
これだからテレビは嫌いだ。