今年から、市町村の取り扱いが厳しくなって、
給与所得がある人に対しては、原則として普通徴収(個人的に年4回で納める)は認めず、特別徴収(毎月の給与から天引きする方法)をしなければならなくなりました。
個人の滞納防止が目的ですが、
社長がひとりでやっているような小規模な会社にも特別徴収を課するのは、大きな事務負担増です。
納付書作成やら異動届同封やら郵送代やらで、役所側でも普通徴収の滞納よりコストが大きいのではないでしょうか?
預かった事業者が滞納する可能性だってあります。
そもそも、住民税の特別徴収は制度的に無理があります。
従業員の居住する市町村が複数あったり、従業員の定着率が悪い業界では大変な事務量になります。
所得税、住民税、社会保険料などの統一徴収システムが何故作れないのか。
東京にオリンピックを招致するようなパワーがあるなら、
まず、身近な行政の無駄の削減に着手すべきだろう。
まったく、日本はお馬鹿な国だ。