TIMELESS OYSTER

・・・珍しいROLEX純正の70s Alligator Walletがあったので、久しぶりに出してみました・・・

毎年秋になると身に着けることが多いRolex Cosmograph Daytona・・・
そして毎年秋の夜長に聞く音のひとつ,AJA(彩）by Steely Dan・・・

・・・秋も徐々に深くなってきました・・・

1977年のロレックスの国内宣伝広告・・・スポーツの秋・・・

スポーツの秋なのに、なぜか秋に、しかも、アイスホッケー・・・
丈夫さ頑強さを氷上の格闘技とも例えられるアイスホッケーに重ね合わせたのでしょうね・・・現在の国内に措いて未だにニッチスポーツと大メジャーになったかつてのニッチ時計との組み合わせは時代性を感じさせます・・・。

生憎全国的に雨ですね、雨明けに最初の寒波が来て冬を意識させそうですが、VINTAGEな季節になってきました・・・


秋と言えば・・・スポーツの秋、読書の秋、音楽の秋、食欲の秋・・・・紅葉の秋、四季がある日本は素敵だなと思える季節ですね・・・

”秋風”に似合いそうな曲を何気に思い出しました・・・
Sirius/Eye In The Sky by The Alan Parsons Project

人類が未開の宇宙に夢見た頃・・・の、50年代

・・・Rolex Explorer Ref.6610のUSA広告・・・

国際地球観測年（1957年7月1日から1958年12月31日まで続いた国際科学研究プロジェクト）へ貢献云々の件（くだり）の説明がありますが、
エベレスト探検と共にロンドン王立協会との強い結びつきが解ります・・・
（国際地球観測年に提供のロレックスを何処かで見かけたような気がしますが、残念ながら失念してしまいました・・・）。

国際地球観測年　を調べると、
南極昭和基地の経緯やNASAがこの時期発足したことも判ります・・・宇宙開発のターニング・ポイントのプロジェクトだったとも言えますね・・・

これは（SWIM-PROOFと呼ぶ以前の）WATER-PROOFと呼ぶ時代の、想像を描きたてるROLEX DISPLAY・・・

・・・夢がありカワイイですね、ADの挿絵で思い出したので撮ってみました・・・

ところで、（エクスプローラー6610と逸れてしまいましたが）
国際地球観測年（International Geophysical Year）と言えば
思い出すのはやはりこの曲でしょうか・・・
IGY（International Geophysical Year) live version by Donald Fagen

今や地球の周りの人工衛星の数は凄いことになっていますね・・・

岩にザイルにアノラック、そしてRef.1016・・・

60s Rolex Explorer AD for Ref.1016・・・・・『 マッターホルンの頂上に時計修理店がないので、ロレックス・エクスプローラーを造りました 』・・・・・

凍りついたり引っかかったり外れたりする可能性のある回転ベゼルを持たず、不具合の元になる可能性のあるデイト付き機構をも持たない＝如何にも視認性に特化し、シンプルが故に壊れ難い＝4桁Ref.エクスプローラーのアイデンティティを表しているシンプルでカッコイイ広告です・・・

広告が、当時一部の探検家の為の非現実なエベレストではなく、よりメジャーだったマッターホルンなのは、山系のマスの顧客獲得の為だったのかも知れません・・・

TOP OF THE MOUNTAINといえば、
今年は13才のジョーダン・ロメロ君がエベレスト登頂を果たし物議を醸し出し、エベレスト入山年齢制限ができたので、この記録は半永久的に破られない記録になりました・・・。

現在、栗城史多さんが再チャレンジでエベレスト山頂を目指しており、28日に山頂アタック生中継をするらしいですが、成功してもしなくても無事に帰還することを願うばかりです・・・こちら

BTW, ロレックスからExplorer繋がりで飛躍しますが、
日本人の冒険者伝説の1つに、今から40年前の1970年
THE MAN WHO SKIED DOWN EVEREST三浦雄一郎さんの『ポール
（ストック）でなんとかクレバス前で止まることができて九死に一生を得た』
エベレスト・サウスコル8000mアイスバーンからのスキーがあります・・・

私もレジャースキーでは斜度フェチだったりしますが、流石に見ているだけでも背筋が・・・

（10/6追記）
栗城史多さんは、今年のこの季節のエベレストの最高到達標高７７５０ｍまで到達しましたが、積雪など悪天候に阻まれ再度の挑戦も実りませんでした。来春、単独無酸素登頂へ再々挑戦予定だそうです・・・。

競技としてのサーフィンとタイアップした比較的珍しい70年代のロレックス・サブマリーナ（Ft 1st.red submariner Ref.1680）のUSA広告・・・

現在の世界プロサーフィン連盟（ASP) の前身に相当すると思われる当時のInternational Professional Surfing (IPS) の公認時計として、サブマリーナ・デイト（赤サブ）が男女の優勝者に提供された旨の説明があります・・・

６０年代末から７０年代前半にかけてだけROLEXやTUDOR SUBMARINERの宣伝写真に『波乗り』が出てくるのは、時代特性で面白いですね・・・


BTW,　映画で波乗り・・・と言えば、

コッポラ監督の『 地獄の黙示録 (Apocalypse Now) 』での、戦争最中の波乗りシーン＝狂気の沙汰も忘れませんが・・・、

友情を描いた２本、
ジョン・ミリアス監督の佳作『 ビッグ・ウェンズデー (Big Wednesday) 』と、
キャメロン＆ビグローの元夫婦が創った『ハートブルー (Point Break) 』
・・・でしょうか・・・

昔を思い出し、波乗り時の、無になれる『 快楽のアドレナリン』が出てきそうになります（笑）

(7/17追記)80sサーフシーン・・・BIG WAVE