いつも無闇矢鱈に謎とされるROLEXの数々・・・
時代の一端を紐解けば・・・
70年7月グノモン・・・

ベゼルや文字盤から60年代の使い廻しと思われる絵なので詳細は曖昧ですが、
ロレックス・コスモグラフ
ROLEX Ref.6239 with Riveted Bracelet with FF.71
ロレックス・コスモグラフ・デイトナ
ROLEX Ref.6241 with Folded Bracelet with FF.71N
71年10月グノモン・・・

恐らくバーゼル発表時(または当時の店頭ディスプレイ)と思われる貴重な写真・・・
豪華な専用ディスプレイ台や専用プレート、付属のアンカー等、
ディスプレイにも力の入る1680,1680/8,5513のサブマリーナに比べ、
背景の楯に『オイスター』50m防水と表示され、端しに追いやられて
質素に飾られた6263,他6241YG,6239YGのコスモグラフ群・・・

良く見ると・・・6263ポールニューマン
RCO Black Dial with Red Daytona, Bracelet 7835 with FF271(or FF371)
最初期で最後と思われるオイスター(デイトナ表記)S/S黒文字盤・・・
72年8月グノモン・・・

ロレックス・オイスター・コスモグラフ
6265PN with Riveted Bracelet
ロレックス・コスモグラフ・デイトナ
6241(6264) with Riveted Bracelet
耐久性能にこだわるロレックスの、PN時代の瞬間のキーワードは
1)ポルシェと蜜月
2)客の入らないデイトナ・スピードウェイ、
3)第一次オイルショック(72年6時間に短縮や74年開催中止等)
オイスターで既に造らないと決めた在庫処理目的=黒PN文字盤にオイスター付け、
デイトナ・スピードウェイとの契約更新無し=態々白オイスターPN文字盤の赤デイトナ表記隠し・・・etc
自動巻きクロノやクォーツ登場前後の時代でもあり、興味深く面白い・・・。
SPECIAL THANKS TO Mr.Mizola

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