先日の東京のお話。
学部のゼミの連中と一緒に行ったんだけども、
行き先は「宮内庁書陵部」
皇室関係の史料だとか遺物だとかを管理、保管、研究等してるとこ。
ここでは毎年所蔵している史資料を期間限定で公開しています。
ただ、誰でも入れるってわけではなくて、
招待状が無いと駄目。
うちの先生の所に毎年送られてくるので、
それに便乗して(?)一緒に行くわけです。
今年の展示内容は「埴輪」
敢えて説明するまでもないでしょう。
古墳から出てくるアレです。
「書陵部」の「陵」は天皇陵のこと。
画像があると分かりやすいんですが、
展示してある埴輪の大部分は「欠片」
…まぁ、完品で出てくることはありえないんですが、
桜坂の目には埴輪なんだか土器なんだか…
解説の人がいてくれたから助かったけど、
いなかったらさっぱり分からないままだったでしょうね。
桜坂が一番興味を持ったのが「鵜埴輪」
無いに等しい桜坂の知識でも、
「コレは鵜だ」って一目で分かりました。
継体天皇陵から出たってことだけど、
鵜埴輪に関しては、今まで知ってたのが関東の事例だけでしたので、
その辺もかなり興味深く…
知ってるとは思うんだけど、天皇陵は「発掘」が出来ません。
定期的な維持とか保管とかの作業の時に、
ころがっていたものを拾って書陵部で保管してるわけです。
もし、将来発掘が可能になったら…
きっと考古学的な新発見が出て来るんでしょうけど…
その辺は「惜しいなぁ」って思います。
昼食後東京国立博物館へ。
だだっ広い上野公園の中にある博物館。
ここでは今仏像の特別展が開かれています。
「一木造」がナントカカントカ…
タイトル忘れちゃいましたけど(笑)、
古代から近代に至るまでの「一木造」の仏像の展示です。
桜坂は仏像にはあんまり、
というかむしろ殆ど触れる機会がないんですけど、
仏像ってよ〜く見るとものすごく細かく彫刻がしてあって、
宗教的な意味以上に美術的な意味がものすごく大きいな、と。
古代史専攻のくせに円空仏に見入ってました(笑)
個性が強くて面白いんですよね、単純に。
図録買ったのでゆっくり眺めて復習しようと思います。
東博で先生とは別れて、渋谷に行きました。
こっから先は完全に「観光」。この時16:00頃。
別に渋谷なんぞに行きたくは無かったんだけど、
その時のメンバーが女6人+男1人(桜坂)
俺の意見なんてあって無いようなもので…
(まぁ、意見なんざ出してませんが…)
かといって電車の時間(23:43)まで一人でいるのも嫌で…
去年は一人で5時間くらい彷徨ってましたからね(笑)
渋谷まで一緒に行って一旦別行動して飯食って東京駅に戻りました。
女子連中は買い物してたみたいだけど、
桜坂は特に行きたいところも無く、
かと言ってき合う気も義務も義理も無く、
結局TSUTAYAとHMVにいました(笑)
「馬鹿か俺は」って思ったけどね。
でも一回見てみたかったし。
バイトの中で参考になる部分が…あったかどうかは分かりません。
「レンタル料金高いなぁ〜」って印象がかなり強いです。
向こうの制服は黒です、格好いいです。
渋谷は人が多すぎです。
二度と行きたくありません。
こんなベタな感想しか書けない私は大学院生…
17

0