メモ書き
CrystalCPUID 擬似Speed Stepテスト 〜 C2D & P5W DH DELUXE
CrystalCPUIDはOpteron146をメインで使っていた頃から使用させてもらってますが
C2DとP5W DH DELUXEで使用可能かちょっとテストしてみました。
(目的はP5WDHでVcoreを盛ったオーバークロックの常用で
擬似SpeedStepが使用できるかどうか?)
1.擬似SpeedStep
とりあえず、メニューからMultiplier Managementを選択すれば
下限1.1v x6 →上限Auto(CPU:VID) x9は普通に使用可能です。
これにはCrystalCPUIDのMultiplier Management Settingで
細かい設定が必要なのとBIOS側のSpeedStepの項目をEnableにします。
ちなみにC1Eの項目をEnableしてしまうとOS側に関係無く
強制的に省電力モードへ突入します?
2.Multiplier Management SettingのVcore設定
Multiplier Management Settingから細かくVcoreを選択出来ますが
実際はC2Dで使用不可?です。(自分の環境では無理でした)
一応、上限⇔下限の境目にあたる値は1.196vだったと思います。
これは使用してみれば分かると思います。
例) 設定1.004v 下限1.1v x6 →設定1.34v 上限CPU:VID x9
3.上限Vcoreの問題
P5W DHで擬似Speed Stepを使用するにあたって1つ問題があります。
それはVcoreをautoにしてしまうとSpeed Step上限のVcore=CPU:VIDが
上限になってしまうこと。
これでは任意で上限Vcoreを設定する事ができないため
オーバークロックで常用するには不利?です。
例) VID:1.250Vの場合、省電力モードにした時の上限Vcoreが1.250vになります。
そこで考えた方法は↓知ってる人は知ってるかも・・・・
4.上限Vcoreを任意で設定する・・・ただし条件き(・。・;
設定方法は簡単です。
1) BIOS画面で常用するFSB、メモリの設定を行います。
ココで肝心なのが一度Speed Stepの項目をDisableにして
Vcoreを任意で固定して保存。
2) 再度、BIOS画面に入りSpeed Stepの項目をEnableにして保存。
3) CrystalCPUIDのMultiplier Managementをオンにすると
Vcoreの上限が1)で固定したVcoreになります。
ただし、ここでも1つ問題があります・・・orz
固定するVcore設定値によって下限のVcoreも比例して固定されてしまうこと?
例) 設定値Vcore:1.350v・・・上限1.33v ⇔ 下限0.92v(Probe読み)
設定値Vcore:1.250v・・・Multiplier Managementをオンと同時に再起動
多分1.250vにした場合、下限は0.8v付近になってしまうので動作不可?
なのかと思います。
この事から固定値は1.35v以上が良いかもしれません(-_-;)
5.結論
E6600@3.6GなどVcore:1.40位で常用、尚且つ擬似Speed Stepも使用したいと
思っている人には効果的?かと思います。
まぁ、安定して使用するならSpeed Stepを使えば良いだけですが・・・
※一応、使用する環境やクロックで下限の限界Vcoreは変わってくると思います。
ご使用は自己責任でw

0