お父さん。お母さん。
僕は今日、とても大変な事件にあってしまいました。
状況的には飼い犬にかまれたというか、
裏切られたというか、諭されたというか
試されたというか・・・。
とにかく大変だったんです。
獅子はその子を谷に落とし這い上がってきたものだけを育てるといいますが、
まさしくそんな状況だったのです。
そう、まさに愛の鞭。しかし、その愛情ゆえに鞭は厳しく振られ、
殺気すら感じる状況でした。
気を抜けばヤラレル!!
そんな状況。
そう、僕は文字通り落とされたのです!!
で、這い上がらんとしたときに鞭による攻撃を幾重も受け
散々避けるだけさけ、命からがら谷底かは這い上がったのです!!
で、何から落ちたってーと、当然カテゴリー見ればわかりますね。
MY 愛機 CBR600RR からです。
状況は高速からの回転突込みで
ブレーキング終了
→回転体勢をとる
→アクセルをパーシャルに
→回転
の動作中車体が激しくぶれて落とされました・・・
谷(アスファルト)に。
ここから鞭に襲われます。
鞭というのも当然
MY 愛機 CBR600RR です。
あのやろー、人を振り落としておいて、
自分は転倒してないんですYO!!
しかも人間乗ってないのに回転してる!!
そしてその回転の先は・・・
俺ジャン!!
俺を襲うCBR!!
たたきつけられた痛みをかみ締めつつ前転して避ける俺!!!!
なおもそこへ襲い掛かるCBR!!
回転速度は通常考えられないほど速く(あたりまえだ・・・)、
よける俺の回転速度もなかなか人じゃない。
左かから襲い掛かるCBRを前転してよけると
今度は右から襲い掛かってくるCBR!!
やるなとばかりに後ろにステップバックすると
さらに襲い掛かってくるCBR!!
・・・ってあたりまえだ。
回転してるんだから、円の外に出ない限り永延襲い掛かってくるは自明・・・。
バイクが寝てる状態なので、円の中にいられない。
外に脱出するしかない!!
意を決しCBRの攻撃をよけ前方の空間に飛び出す俺!!
・・・
・・・・
・・・・・
ようやく落ち着いてCBRを見てみると・・・
ま だ 回 っ て る よ 、 あ ー た ・ ・ ・ 。
ショートホイールベースと太いタイヤ。
何よりトルク不足からぎんぎんに上げられてるアイドリングが諸悪の根源。
その回転速度はとても今の俺の腕では体現できる速度ではなく、
さもCBRが
「この程度の回転も出来ないやつは俺に乗る資格はない!!
修行しろ!!貴様には努力が足りない!!」
と語っているようだった・・・。
そうか・・・。俺はまだおまえ(CBR)の主人として認められていないのだな・・・。
わかったよ。MY CBR。おまえにふさわしい主人になれるように
俺ももっと修行してその回転をマスターするよ!!
そしておまえ(CBR)にマスターとして認められるようになるよ!!
そう心に近い立ち上がろうとしたとき・・・
ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァ−
左膝に走る激痛・・・。
おいおいおいおい。MY CBR ちゃんよー。
主人がふがいないと怒るのはわかるけどよー。
暴力はいかんよー。暴力は。
怪我しちまったじゃねーかよ。
おまえ、ラウ"ゥ&ピースって言葉知ってんのか?ごらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
そして改めてCBRを見ると
ま だ 回 っ て る よ 、 あ ー た ・ ・ ・ 。
・・・やつ(CBR)の声が聞こえる。
「俺知ーらないもんねー!!ウケケケケケ」
なななななんて性格が悪いんだ!!
誰だこいつの飼い主は!!でてこいこんちきしょー!!
何とか谷底からはいあがったはいいけれど、
谷の上には銃を持って我が子を撃とうとしている親父(親獅子)がいた気分です。
それでこそ俺の息子だとか言いながら
HIT数を記録したノートを必死に隠している感じ。
このやろー、いつか殺ってやる!!
そう誓ったのはいうまでもない。
愛機と喧嘩してるようではA級は遠いですねぇ・・・orz。
皆さん愛機がアイドリング高めで回転しようと言ったら気をつけましょう・・・。

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