本日は10RのUpハン化を実施しました。
その他作業等ありましたが、いろいろやりすぎたところもあり、
資料の意味合いも踏まえてUpハン化に着目して日記にしたいと
思います。
作業前の姿
UPハン化に準備したパーツたち
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ABMトップブリッジ
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ABMファットバー汎用ハンドルポスト3CM
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RIZOMA 汎用テーパーハンドルバー φ 22-29 mm MA005
〇トップブリッジをABMを選択した理由。
ジムカーナSSUpハンカスタムでは既に王道となっておりますが、
精度の高いパーツとクールな見た目がGoodというのが理由…
ではないw
10Rの場合、ハリケーンからもUpハンキットが出ていますが、
違いはハンドルポストの位置になります。
ABMの方が手前に引かれている。
また、ファットバーのハンドルポストが純正で販売されている。
(ファットバーは一度使うと戻れませn。まじお勧め。)
上記2点が理由となります。
特にハンドルポストの位置は重要で、
ハンドルに手を添えて頭をトップブリッジに
落としていったときに
ハンドルを抑えることでしっかりフロント回りに
過重がかけられる位置に持ってこれるかがポイントとなります。
その点、ハリケーンは若干前すぎる嫌いがあります。
ただし、ハンドルポストの形状で上記は調整できますが、
ファットバーを選択するとなるととたんに選択肢が減ります。
ファットバー用のハンドルポストは通常のタイプと比べ
まだまだタイプが少なく、オフセットするタイプなどは
特に少ないです。
ハンドルポストの形状を鑑みて単純にハンドルポスト
取り付け位置から上にしか上がらないと考えたとき、
ABMのハンドルポスト取り付け位置がベストだと判断しました。
つまり、ファットバーを選択するならABM。
ファットバーを選択しないならハリケーンということですね。
ちなみに、ABMのキットではなく、あえてトップブリッジ単体を
注文した理由は長すぎるクラッチケーブルは不要で、
ブレーキホースも自分で用意したほうがコストメリットが高い
といった理由です。
実際、クラッチケーブル・アクセルワイヤーなど
純正で事足ります。
ただし、俺の場合はステアリングダンパーを外してしまうため、
問題ないですが、ステアリングダンパーを利用するのであれば、
5CM位ロングのクラッチケーブルを用意すると良いでしょう。
装着後の姿

ちょっとクラッチケーブルの取り回しは気に入ってませんが…。
横から
〇RIZOMAのハンドルを選択した理由
また、ハンドルについてはABMハンドルは広すぎかつ形状が
ジムカーナにむいていないためRIZOMAを選択しております。
RIZOMAの場合、ファットバーでも普通のハンドルバーと
同程度の広さ・形状のタイプが存在するため、
導入しやすいといえます。
ハンドル形状
〇パーツの導入についての注意点。
まず、10Rの場合、三俣のセンターボルトが
やけに長いため、ハンドルポストが3CMでは足りず、
5MM嵩上げすることになりました。
計算上問題ない予定だったのですが、
ファットバーの場合、バー中央が文字通り
ファットなので、ぶつかってしまいます(涙)。
4CMが正解だったのかもしれません。
嵩上げしている悲しい写真。
ジムカーナ利用ということなので、
アンダーステムのストッパーを切り取ってしまい、
切れ角を増やしています。
しかし、スクリーンを嵩上げすることで、
特にスクリーンをカットすることなく
大幅に切れ角を増やした状態で取り付けに成功しています。
スクリーン付きの写真
〇走行テストの感想
まず、フォークの突き出し量等は一切変えず、
走行テストをしてみると、ややFの過重が足りません。
上り坂の峠道の場合は、 Fのグリップ感が希薄でやや不安。
人間の体制が起き上がり、R乗りになるのであたり前ですが、
Fからすっぽ抜けそうでいまいち攻めきれません。
その後、とりあえず、8MM突き出して走ったところ、
自然なハンドリングになりました。
ただし、フルブレーキからフルバンクにもっていくと、
ややF下がりな傾向が出ています。
今後このへんは詰める必要がありますが、
Fを若干突き出すことでSSらしいハンドリングを
残したままUPハンにすることができます。
回転・八の字を軽く切ってみましたが、
剛性感は文句ありません。
特にジムカーナの場合、回転時には
かなりの力をかけてハンドルを抑え、押します。
ノーマルのトップブリッジに穴を開けて
UPハン化した場合などはこの際剛性が足りず、
ハンドル周りがたわむという現象が現れますが、
ABM・ファットバーの組み合わせの場合、
まずそういった現象は現れません。
長距離走行をしてみると、
姿勢が楽になったことで驚くほど視界が広くなります。
また、航続距離が一気に伸びます。
SSでツーリングに行くつわものの方は別ですが、
俺の場合は100KMも走ると首が辛くなるので、
UPハン化したことで軽くツーリング行く気になります。
また、ぶっちゃけ10Rじゃなくて、NINJA1000乗ってる気になります。
足回りが良く、軽く、速い最高のNINJA1000になります!!
(NINJA1000乗りの方すみません笑)
とりあえず、これで一番の懸案であった、
Upハン化が終わりましたので、
5月のダンロップ杯終了後はジムカーナ実践に投入します。
タバナルドさんに捧ぐ。
スクリーンかさ上げアップ画像。

普通にホームセンターで売っているゴムムッシュを利用します。

前二本のねじはそのまま利用。後ろの四本ははずします。

かさ上げ!!
ボディー側orスクリーン側に両面テープで固定しましょう。

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