今日は風邪ひいて寝込んだ結果、こんな時間に目が覚めて暇なので、
眠くなるように真面目な話を。
よく大会とかで「今日のコースは大体XX分XX秒位だなぁー」と
いったセリフ聞きませんか?
しかもこれが結構高確率で当たる人がいる。
割りと俺もそっち側。
前回の大会で
「31秒台は出せる。30秒台が出ればベストだろう。」
そして大会では31秒台でした(ペナついちゃったけどさ)。
なんでこんなことを言い当てられるかってーと
距離とコースの特徴から推測し、自分の経験から
だいたいどんなもんだろうと洞察しているわけですね。
これだけであれば、これで話は終わりなんですが、
命中率はどう高めているのか?
答えは他人でしょう。他人のタイム。
その人と自分の差(と推測できるもの)が
自分の予測に補正を加えています。
@自分ならどう走るという予想に
Aあの人は何秒だからだいたいこんなもんだろう・・・と。
さて、ここらで辛口トークに移ります。
あなたまず@の段階で昇格タイムが出せる自信あるでしょうか?
たぶん、ここで既に勝負って決まってる気がします。
というのもAは@の補正であり、@から大幅に
離れることはあまりないからです。
つまり、歩いてみて、コース図を見て
自分なら何秒くらいかを予測する。
この時点で少なくともクラストップくらいのタイムが
想像出来てないとAで補正した結果もそこまで届きません。
とどのつまり、日々の練習で自分の力を正しく評価し、
その評価をもとに結果を類推すると、
自分が昇格できるかどうかが自ずと予測できるわけです。
日々の練習の自分のタイムを超すことはない。
だから、XX級に上がる・上がれるという自覚なしには
実際上がることもあまりないだろうなーと思います。
まれーに自分の力を過小評価しすぎていて、
あっさり昇格する人もいますが、レアですね。
だから、逆に、常にトップタイムを予測し、
その走りをイメージし、その走りと自分の走りを比較し、
何が足りないかを反芻し続ける。
その領域で走れる自分をイメージし続ける。
これはかなり効くトレーニングになります。
つまり妄想しなさい!!とうわけだ。
で、トップの走りが想像できないってことは
…つまりまだそのレベルではないということが分かりますし、
であれば、自分の目標を少し下げるなど
それなりの手段を講じる必要があります。
話を戻すと@とAの結果をきっちりトレースできるようになれば、
ほぼ自分の実力を公正に評価できているといえるでしょう。
でもさ、競技である以上その差を埋めることこそ努力なわけ。
そのために何が必要なのか?
その回答は各自違うはず。
トップと同じ方向で勝負をするも、
全く違う方法で勝負するも自由ですが、
ジムカーナで有効な手段・テクニック・車体構成なんてものは
もう分かりきっているわけですね。
だから、それらをきっちりスケジュールを立てて身に付けておけば
B級までは自ずと上がれると思います。
ただし、そっから上に関しては、
いかに上位との差を埋め続けられるかという
もはや苦行とも言える努力が必要となります。
自分は何ができて、何ができません。
だからどうすることでどうなります。
これがはっきりわかってきます。
この段階でタイムが読み解けるようになるわけです。
でもこれは同時に自分の限界であり、
そこを突破することで満足を得ることができ、
成長している自分を実感することができるようになります。
別に萎縮する必要はありませんが、
自分がどこに居てどこまで行くのか
しっかり認識して、大会に挑みましょう。
そのイメージがあまり乖離してると失笑されるわけですね。
同時にその乖離を埋めてみせたときに賞賛を得ることができる。
ただ、大事なのは一つ一つマスターすることです。
先に書いたとおり、一つ一つマスターしていき、
優先度とスケジュールを管理して進めていくことです。
なんでもかんでも手をだして何にも身につかないってことが
最悪のシナリオです。
多分最後の自己管理ができてない人が多いんだろうなーと思うわけ。
風邪ひいて布団から出れないにもかかわらず!!
誰か!!俺を!!管理してくれ!!
お粗末!!

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