今は学習の期間です。
本日はチームの練習会だったので、
ひたすらただ一点のことのみをテストしてました。
ベストなスプロケは?
これを検証するためだけ。
そのためだけに一日を費やしました。
まあ、前回の大会でめっためったになったことが原因です。
散々な中、大会でスプロケの理想が見えたとはいえ
ほんとかどうか検証しないと意味がありません。
タイムが出せることが条件。
たとえ乗り安かろうが、乗り難かろうがそれが正解。
んで、そのために可能な組み合わせを試します。
ちなみに手持ちのスプロケは以下
F 15・16(純正)
R 47(純正)・48・50
これをひたすら組み合わせてテスト。
意味のない組み合わせも結構あるわけですが、
だめなものは駄目だと確認することも重要です。
そんなわけで、スタートは大会のセッティングとなります。
F 16 R 47
純正セット。全体的にマッタリ。
回転から立ち上がらない。
速度が乗ってしまえば文句はないけれど、
速度が死んでしまえば終了。
ただ、マッタリな性格がエンジンのトルク特性に合っている。
ここが純正な理由がわかります。
R 15 R 50
手持ちで最もショート。
むり。死ねる。フルバンクからアクセルワークで
ドリフトします。簡単にウィリーします。
またエンブレも半端じゃない。
つっこみでR暴れまくリングぅぅぅぅぅぅ!!
でも前に進むのよねぇー。
ま、扱いきれないので却下!!
…大会結果でないわけですね。
さて、つぎ。
F 15 R 48丁
6丁上げがやりすぎなので、
4丁上げで行ってみます。
エンブレが強いのは前のテストと同じです。
あれ?思いのほか減りません。
⇒ 地味にエンブレはFの影響がでかいのか?要検証。
4丁上げでも思いのほかパワートルクともに
もてあまし気味。でも使いきれないわけじゃない。
慣れれば制御できそうです。
ただ、油断するとバンクからウィリーするので
Fすっぽ抜け転倒という死へ招くお手てが見えます。
回転で前進みすぎでRブレーキを多用してしまいがちなので、
ちょっちショートすぎっぽい。
F 15 R 47
んなわけで1丁ロングにしてみました。
たった1丁ですが、この状態であれば
自分の制御内です。
立ち上がりでのスライド量もほぼコントロール可能になり、
文句なしです。
ただし、やっぱりエンブレが気になる。
これでエンブレなきゃ最高なんだけどなー。
つーわけで同じ比率でFをでかくします。
F 16 R 50
比率的にはほぼ同じ。
そう、ほぼ同じなんです。
でも結果は違います。
パワートルクはほぼ問題なし。
でも・・・
エンブレが弱い!!
結局この一言に尽きます。
Fが小さくなるとチェーンのおれが強くなるので、
エンブレが強くなることは周知です。
ではどれだけ強くなるのでしょう?
これ体感で知っとくと結構いいかも知れもせん。
意外に違いました。
あと、エンブレが弱くなり、進入が安定するので
アクセルあけるのが早くなります。
結果的にコーナーリング・立ち上がりともに
スピードアップ。唯一重いという弱点以外は
このセットで文句なさそうです。
最後の2つのテストでタイムアタック検証。
F 15 R 47
1 1:35台
2 1:35台
3 1:34台
4 1:35台
5 1:34台
F 16 R 50
1 1:35台
2 1:34台
3 1:34台
4 1:33台
5 1:33台
コースは散々走ってタイムが停滞した段階で検証しました。
ちなみにF 15 R 50では1:36台後半。
最終的にF 16 R 50 で1:33:2まで延びました。
トップのパンダが1:31;2だったので、
まあ、そこそこでしょう。
ちゅーわけで結論は出ました。
…最初にテキトーに3丁上げにしたのが
正解だったのね涙
まあ、これでもう悩まないので
結果はOKとしたいです。
余談ですが、スプロケ換えるとホイルベースが変わります。
ゆえに、本来であれば4丁ごと(F1丁、R1丁)の
UP/DOWNしかできません。
もっとも、ホイルベースを変えない前提に立ちますが。
ちなみにホイルベースを変えると
・ディメンジョンが変わる。
・当然サスの動き方が変わる。
・Fの荷重度合いが変わる。
などなどほとんどすべてが変わるといっても
過言ではないです。
なんで、作業としては
1 理想ホイルベースを探す。
2 そこに合うスプロケ・チェーンコマ数を探す。
3 丁数を決定する。
という作業となります。
今回のテストではホイルベースがいろいろ変わりました。
当然の如く足の動きかがえらい変わります。
んが、あえてタイム停滞後はスプロケ以外
セッティングを一切触ってません。
ホイルベースの確定を行わず、作業を行うという
本来の手順とはが逆の作業手順となったため、
テストでホイルベースの変更に対しての
変更内容を計測できました。
これはうれしい副産物。
どうやら、ホイルベースは理想点を探すのではなく、
理想的な動きをするラインにもってければ良いようです。
そのラインはホイルベース・車高・リンク比で決まります。
そこコントロールできればホイルベースは割と自由に
触れそうな雰囲気です。いい感じ♪
追記
事務のスプロケ設定はロードのそれとは趣が異なります。
ロードと違い、一発で初めてのコースを
攻めないといけないので、どこのコーナーでどう合わせる
とか、ストレートスピードを稼ぐとか
意識してスプロケを走行ごとに変えることはないです。
いつでもコントロールできるところにエンジン特性を
持ってくることが目的になります。
ゆえに、ロードにはあまり参考にならないですね…汗。
さらなる追記
意識もうろうで書いたら誤字脱字、意味不明な日本語の
オンパレード汗。直しましたw

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