次期戦闘機として気になっている
ストリートトリプルRに試乗してきました。
・・・今日行ったわけじゃないからね!!
本日家で寝てまして・・・
16時間ほぼぶっ続けで寝てたらだいぶ回復。
しかしやることもないので日記を書き出したしだいです。
もともと気になってはいたのですが、にごちゃんの675を
試乗させてもらったときに
・Z1000より低速トルクがある
・エンジンが面白い
・軽い
以上の点がすごく好印象で、
こいつをUPハンにしたら戦闘力あるだろうなぁと
思っていたところに発売したストリートトリプル。
これだ!!
と思っていたのですが、足回りがプアーというかやすっぽ!!
これでは買う気がございません。と一年待ってたら出たわけです。
ストリートトリプルR。デイトナ675をまんまUPハンにしただけ
といっても過言ではないバイクです。
というのも以下のパーツをデイトナ675と共有しているのです。
フレーム
エンジン(カムは違う)
FI
スイングアーム
フォーク(当然フルアジャスタ、バネは違う?)
リアサス(当然フルアジャスタ、バネは違う?)
どうでしょう?
ほぼ主要パーツが同じです。
カウルがなくなった分軽くなってますが、
マフラーとオメ目の関係で6KG重くなっております。
というわけで、試乗するために行ってきました
トライアンフ横浜北。
トライアンフのディーラーとしては最古のお店らしく
会社買うなら信用度だろうということで
いろいろとご相談乗らせてもらってます。
・・・別に宣伝してくれなんて頼まれてないからね!!
ストリートトリプルRが試乗できること、ST600にデイトナ675で
参加している新垣さんをサポートしているため
そういった情報が得やすい環境にあるお店であるという利点がございます。
・・・実際うちの近くのトライアンフ行ったら質問にぜんぜん答えてくれない
横浜北店長那波さんはいろいろ質問に紳士的に答えてくれたため
信用に足るなという判断ができました。
やはり外車を買うならパーツの供給・情報が得られるかどうかが
命かと思いますので、値段だ何だという前にショップ選びかなと思います。
話がそれましたね。
というわけで、乗ってきました。
まずはポジション
日ごろCBRに乗りなれているため足つきはつらいとは思いませんが、
両かかとはつかないくらいの高さなので、やや高い分類に入るでしょう。
この時点で前後サスを押し込んでいろいろ調べてみると
・前後の足の入り方はわりとバランスが良い
(Rが入ってFも入る。その割合が良い)
・足は結構柔らかい。
(CBR比較です汗。一般的には硬いかも。)
・前後減衰は弱め。むしろぜんぜん聞いてないくらい。
・細い!!w
・ハンドルは無印よりしっくり来る。
前後ともに手で押してかなりストロークするので、
ロードを意識した弱めなレートのスプリングが入ってそうな感じがします。
圧側が聞いてる感じもなく、伸び側がえらい柔らかい感じ。
良くも悪くもストリートバイクにセットしてあります。
逆にちょっと感心したのがそうやってセットしてあるところですね。
どっかのほ◎ださんの某モタードは足回りのセットが
オフのものとまったく一緒でふざけんなといった記憶があります。
んでは走り出し。
冬ですからしっかりタイヤあっためましょう。
ついでにブレーキの調子を見ます。
・・・なんかすげースネーキングします。
いろいろ意識してしっかりR加重を載せてブレーキングするのですが、
それでもスネーキングします。
もうタイヤあったまってますよ!!って感じでも同様です。
根本的にFの入りが速過ぎるのかRの初期の動きが遅いのか?
バラで前後足回りを押したときに問題を感じなかったので
プリロードでしょうね。前後のプリのバランスがあまりよろしくない。
・・・さすがに試乗車だからセットなんかしなかったからね!!
まあ、いいや。この程度セットでいかにでもなる。
お次は加速性能。
ブレーキで速度を限りなく落として急加速。
どの程度エンジンがついてくるのか?
開けはじめのドンツキとかはどうよ?などなど調べます。
んでわかったこと。
・以外に低速トルクがない涙
・3000回転した回ったときにドンツキあり。
(レスポンスが鋭すぎ?)
どちらもにごちゃんのデイトナ675では感じなかった症状。
ただ、走行距離が400KMだったので、まだまだこれから乗り込めば
よりトルキーになるでしょう。ただ、ドンツキはいただけない。
Uターンのときなどでドンツキを契機にバランスを崩しかねません。
やはり、アイドリング調整は必要です。
ちなみにアイドリング調整ですが、このバイクオプション買えばできます。
デイトナ675のオプションですが、FIが新型デイトナ675も含めて
3車同じなのでつけることは可能です。
ただ、方法に関しては不明です。
アイドリング調整は
・アクセルをややあけっぱにする
(バタフライをあけておく)
・チョークを調整する
の2種の方法になりますが、FIになってから
キャブのようにアクセルをややあけっぱにする方法では
明らかに曲がらなくなります。これは実験検証済み。
問うわけで果たしてどうなのか?
にごちゃん実験して!!w
ちなみにパーツ品番は以下ですw
Manual Idle Speed Adjuster Kit(A9618076)
おおっと話がそれちゃったぜ!!
んで引き続き加速性能ですが、走行事の加速性能に関しては
CBRをしのぎますね。えらい前に進む。
トルクカーブがきれいなせいかイキナリ進む感触はないですが、
あっと気がつくと偉い速度になってます。
試乗コースの坂の頂点で切り替えししながらジャンプしちゃった。テヘ。
ただ、トルクカーブがきれいな分あまり感動的ってことはないです。
意外とモーターっぽい感じ。CBRの方が後半から一気に伸びるので、
加速している感は大きいですね。どちらが楽しいかというと
後者の方が楽しいのですが、実質速いのは前者です。
また、カムがローカムのせいか?はたまたマフラーがふんずまってるのか?
1万回転以降はあまり延びません。ジムカーナで必要なのか?
そこまで使うやつそうそういないだろ?と言われればそれまでですが、
あとひと伸びほしいとは思いました。
お次はスラローム。
まあ、コースを作れるわけじゃないですし、
試乗コースは公道ですから、
迷惑にならないようにまったく車がいないタイミングで
ためさせていただきました・・・。
スラローム性能はデフォの状態では結構高いと思います。
軽さ・重心の低さ(CBR比較)などがあいまって、
軽々と切り返せます。
ただ、エンジンの性格がフラットなので、
トルクの立ち上がりを利用して鋭く曲がろうとすると
なんかうまくいきません。
その時点ではすでにトルクが乗ってるので当然なんですけどね。
CBRとは異質の切り替えしができる半面、
Uターンから一気にフルバンク長加速なんてセクションは
トルク乗りすぎでRからすってんころりんとかやりそうで怖いw
ちなみに3000回転で5KGを発揮して、そこから最大トルクまで
あまり変動がありません。
だから多分ドンツキと感じたのはトルクの急激な立ち上がりです。
また、オフセットスラロームなどでは
低速に入ったときのドンツキが怖いですね。
多くの場合、前後の足の動きに影響を与えるので、
アクセルの明けがコンマ数秒遅くなることが危惧される。
一切り返しでそれだと全体で見ると怖いですよね。
全体評価としては、まだ慣らしも終わってない車両のためか
足回り、エンジンなどなど全体的にバランスがいまいち。
ただ、その一つ一つのパーツには問題ないので、
リセッティングすることでえらい戦闘力は上げられそうです。
CBRと比べると全体的にやわらかいバイクで、
よりモタードに近い感触が上げられます。
切り返しや高速での突込みなどで
フレームが振動を吸収してくれます。
旋回性能はさすがにCBRに劣りますが、
十分な性能を維持しておりますし、
重心の低さを考えるとメーカーがかなりがんばって
作り出してきたのがわかります。
ただ、最後の微調整が・・・甘いってかんじ。
気になる点は幾つかありますが、どれも調整の範囲です。
トルクカーブに乗せて走ることができそうにないので、
乗り方の変更は要求されそうです。
切れ角はまったく足りませんwステムはずして削ろうぜ。
とにもかくにもアイドリング問題さえクリアできれば
かなりいけてるマシンっぽいです。
何より・・・

似合いそうだよね・・・。

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