本日某氏と表題のタイヤをテストしました。
俺的にこのタイヤの感想は以下になります。
セッティング出せないやつは手を出すな
この一言ですね。
ちなみに、このタイヤのインプレは以下の段階を経る予定です。
@F BT003TYPE4 R BT002TYPE4
AF BT002TYPE4 R BT003TYPE4
BF BT003TYPE4 R BT003TYPE4
CF BT003TYPE3 R BT003TYPE4
つーわけで今回はFタイヤに
集中してテストしました。
ただ、マシントラブルで前後BT002TYPE4とタイムで比較できなかったのが
残念です。ゆえにタイム的な観点からは検証できませんでしたので、
そこはあしからず。ただ、大体練習だとどっこいの人、
負けない人などに負けちゃってることは書いときます。
1−1 BT002ベストセッティングにポンつけ
どこかしこで語られているとおり、
外形の違いによりヘッドが上がります。
当然Fの加重がかかりにくいですが、
それほど走りにくくなるということはありません。
というのも、Fに荷重が掛けにくくなっている分
逆にいきなり高荷重を掛けないので
トレッドの変形がゆっくりとしたものであるためです。
他所などのインプレに見られる切れ込み等はこの状態では
発生しませんでした。
ただし、Fに荷重をかけずらいのは事実なので、
旋回中にやや不安を感じます。
また、回転中に少しでも荷重が抜けると
変形したタイヤの形状が戻ってしまい、
回転ができなくなります。
積極的にF乗りにして走ることでコース走行は特に問題なく
走ることができますが、回転や小回りで明らかに損してる感じ。
タイムが落ち着いてきたところで次のテストに入りました。
1−2 ヘッドを落とす
1−1のテストからやはりヘッドが高いと判断。
Fを2MM程度落としてみる。
すると回転・旋回ともにかなり安定してくる。
しかし、切れ込みが発生。
どうやらコーナー進入時に高荷重を掛けすぎている模様。
急激なタイヤの変形にハンドルを取られている感じ。
空気圧を2.0から2.1にあげることで対処した。
するといきなりハンドリングがよくなる。
同時にいきなり荷重がかからないように
Fの圧側をワンクリックする。
この状態でタイムが1−1のテストから1秒ほど上がった。
002比でコーナーリングは圧倒的な差が感じれるほどの
グリップ間と旋回能力が出てきた。
しかし、回転時にやはりいまいち加重が乗り切らない。
また、ちょっとしたラインの変更をしたりすると
大きくはらんでしまう。
やはり、荷重が抜けてしまうとタイヤの変形が戻ってしまうよう。
少しでも加重抜けを避けるためにF伸び側をワンクリック。
この状態でタイムはさらに1秒上がる。
しかし、大体コンマ差の戦いになる相手に2秒の差をつけられる・・・。
俺の走りにおいて回転の速さはかなり生命線なので、
コースで1秒上がっても回転で2秒おちてる状態。
また、肝心要のコースもグリップが上がって、
コーナリング速度が上がっても今度はRが破綻しだすことが多くなった。
Rのグリップ不足で、進入で車体が横を向いてしまう。
ただし、Fのグリップが絶大なので、Rを流してコントロールすれば
こけることはありません。RにBT003TYPE4を入れて初めて
バランスが取れそうな感じです。
回転は乗り方を変えることでかなり速くなりました。
Fに荷重を一定量掛け続ける事・一度に多くの荷重を一気に掛けないこと
その両方を念頭において一気に落とすと曲がります。
ただし、アクセル開けはじめで気を使いすぎてタイム的には
BT002TYPE4の方が明らかに速いといった感じです。
1−3 結論
Fのみを003TYPE4にした場合、
ヘッドを下げる等積極的にFに荷重を掛けるセッティングに変える必要が在る。
BT002TYPE4にたいしてBT003TYPE4はグリップ力に勝るが
タイヤ形状・剛性の関係から小回りが苦手になる。
RがBT003TYPE4でなかった場合、Rがグリップ不足に陥る。
とういわけで今回のテストだけではBT003TYPE4の総評価になはりえないという
ことになりますね。あまり意味ねー涙。
次のテストは来週かな。
BT003TYPE3が届いてからになります。

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