
一昨日の続きです。(昨日は書き込む時間がありませんでした・・・)
平成16年4月1日現在で
115系(合計1117両)
JR東日本592両
JR東海63両
JR西日本462両
113系(合計1390両)
JR東日本774両
JR東海204両
JR西日本400両
JR四国12両
103系(合計1119両)
JR東日本331両
JR西日本734両
JR九州54両
キハ58系(合計195両)
JR東日本43両
JR西日本79両
JR四国28両
JR九州45両
などとなっています。
ちょっと解説なんかを加えますと・・・
115系は小山の車両がE231系に置き換えられ、一部車両が長野などに転属、代わりに老朽車両が廃車になっています。JR東海とJR西日本では大きな変化は出ていません。
113系は各社100〜200両減っています。JR東日本ではE217系が増備され、総武快速線から113系が姿を消しています。JR東海では313系が登場し、311系、211系による置き換えで関西線と東海道線から姿を消しました。JR西日本でも223系2000番台登場で、221系が各所へ分散、京都神戸線の快速から姿を消しました。(現在は再び快速運用に入っています)
JR四国では113系は0両から12両へなっています。これはJR東日本より購入した車両を改造したもので、代わりに111系が全廃になっています。
103系はJR東日本で1000両以上減っています。E231系登場による総武線201系や山手線205系の転属によるもので、浦和・三鷹・豊田・習志野で車両数が0になっています。また常磐線で289両から29両に激減しています。京葉電車区では140両が238両へ倍増していますが、武蔵野線の車両が豊田から転属したためです。
JR東海では103系が313系登場で姿を消しています。JR西日本でも207系登場で宮原所属の103系が中間車2両を残して消滅しています。これにより京都神戸線から103系が姿を消しました。(京浜東北・JR東海からも姿を消しており、東海道線東京〜神戸から103系が消えました。)その他の各所間では転属が多数あり、森ノ宮・奈良・網干・広島で車両数が増加しています。加古川線電化で新たな顔の103系も登場しました。
キハ58系は全体数が激減しています。なお数にはキハ65やキハ56など派生系列も数に加えています。
全国的に見られたキハ58系列はJR北海道とJR東海から全廃になっています。JR北海道では新型特急車両登場でキハ183系が団体用などになり、玉突きでキハ56系列が消滅、JR東海ではキハ11系増備で紀勢線などのキハ58系が消滅しました。
JR東日本では飯山線・陸羽線などにキハ110系が投入、キハ40系やキハ52系が転属しキハ58系列を置き換えています。JR西日本では山陰線の高速化で激減したほか、キハ120型による置き換え、また加古川線電化によるキハ40系の転属で置き換えが進みました。
JR四国でもわずかながら減っています。
JR九州では筑豊線電化が行われ、キハ200系列が豊肥線・指宿枕崎線へ転属、キハ67系が大村線・長崎線に転属し、キハ58系を置き換えています。
ちょっとじゃない解説になりました。
今年度のことを考えると、JR東日本の103系が全廃になったり、JR東日本113系が大量廃車になるなど、さらに数が減りました。またJR東海でも313系が静岡地区に配置される予定となり、来年度以降113系の廃車が予想されます。JR西日本では321系投入で205系が既に日根野に転属、201系が森ノ宮に転属するなど103系の置き換えが進みそうです。

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