こっちのブログはずいぶんサボっていました。日記はそこそこ付けているんですけどね。というのも、何というか・・・日記程度で済むような話題しか見つからないということなんですね。どちらに書き込むべきか悩んでいたりもします。
ということで、全くブログのネタがなかったので、合間を埋める感じで「レールの見分け方」の話でもしようかと。
鉄道ファンは数多く居てもレールの見分け方というのは意外と知られていないのではないでしょうか?ここで言うのは、長さによるレールの種類ではなく、重さによるレールの種類です。
レールには60キロレールや30キロレールなどの種類があります。これは1メートルあたりの重量が60キロや30キロということです
(正確には30キロジャスト、60キロジャストではありません)。ローカル線や側線などでは30キロレール、高崎線などの幹線では60キロレールが使われています。
さすがに30キロレールと60キロレールではレールの太さの違いから簡単に見分けられますが・・・。
60キロレールと50キロレール(50Nレールと呼びます)ではなかなか見分けにくかったりします。50Nレールと40キロレールではなおさらです。
前置きが長くなりましたが、レールの見分けるコツは
「継ぎ目板」を見ることです。
まず60キロレールの継ぎ目板を見てみましょう。

60キロレールの継ぎ目板にはボルト穴が6つ付いています。50Nレールや40キロレールのボルト穴は4つですので、簡単に見分けられます。
続いて50Nレールの継ぎ目板を見てみましょう。

いま書いたようにボルト穴は4つです。では40キロレールとの見分け方ですが、40キロレールの継ぎ目板は、上の写真で赤い線で示した部分の厚みがもっと細くなっています。50Nレールだと1センチ以上ありますが、40キロレールの場合はもっと薄いです。
つづいて37キロレールの継ぎ目板です。

上の2つの写真と比べると、継ぎ目板はかなり単純な形になっていることがわかりますね。見た感じ、ただの鉄板です。
30キロレールと37キロレールとの見分け方ですが、これはもうレールの高さを見るのが一番手っ取り早いですね。30キロレールの高さは107ミリ(たしか。自信なし)、37キロレールの高さは122ミリですからね。レール底部の幅も違いますし、見分けられます。
見分けられたからどうなの??ということではありますが、すこしでも興味を持ってもらえたらいいなぁということです。
どうも鉄道ファンでも、鉄道の基本であるレール周りには興味ない人が多いようなので。信号機や標識は、列車の運転台にかぶり付いていれば興味が出るんでしょうけどね。
書き込む話題が見つかるまで、しばらくこの辺の話題(線路周りのはなし)で進めて行こうかなと思います。

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