仲代社長は容赦が無い!
開店から四ヶ月・・休日さえくれない。秋葉原にもお茶の水にも行かせてもらえない。
外出は朝の午前中と夜の午前中のみ・・
正月休みさえくれないので、こんな場所でしか愚痴れない始末だ!
だが・・社長の自分自身への厳しさは半端ではない。
故に平社員の僕たちはぼやきつつも社長に付いて行くしかない。
僕が社長の好きなところは・・「他人に迷惑さえかけなければ、傷つけるような事をしなければ何をやっても良い!」と言う方針。
給料なんて殆ど皆無に等しい、楽しさよりも辛さが多い毎日、だけど社長にもう40年も騙され!? いや・・・翻弄されてきた。
そんな子供のままの無骨さが僕らを虜にする。
「仲代秀司」売れて欲しいが、インディーズのままでそっとしておいて欲しい。
そんな「ジェラシー」さえ感じてしまう新年の幕開けだ!!

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