※只今より少し生意気な事を言わせていただきます!(注)
小僧の戯言だとご勘弁くださいませ。
まず、風邪に治りかけの症状が見えてきて歌が唄えるようにまで回復した。それが何と少々鼻声で天才浪曲師「酒井雲坊」氏と見まがうほどにまで・・・
村田先生は福岡の大先輩。九州を代表する歌手のお一人である。
「無法松の一生」「人生劇場」は実はリバイバルヒットみたいなもので、「王将」で所謂演歌会の王将となられた経緯がある。
殆ど毎日勉強の為必ず一曲は聞いている。もちろん「ばんば踊り」が主流。
現代の通貨基準であればあの辛夷、節回し、鼻にかかった美声。いくら払っても手に入れたい方はゴマンといらっしゃる事でしょう?!
古賀先生が船村先生がほっとく訳がないわな・・・
大阪の歌を唄ってらっしゃい、大阪で亡くなられた、ので皆様は村田先生は関西出身だと思われていらっしゃる方が多いと思われる。
レコーディングの際、「生まれ浪速の八百八橋」を「生まれ浪速のやおやばし」・・と唄われたくらいですから、生粋の九州演歌師である(笑)
残念ながら五年程前にお亡くなりになった。
もう、コンサートには行くことは出来ない。が、あの独特で絶妙な鼻にかかった先生のお声は昭和の最新のコンポーネントで毎日勉強をさせていただいております。
タマタマ芸能界には賞味期限がなく、随分昔の(お蔵入りした)作品さえも新曲として発売しても認めていただける。
だが、いいものでなければそっぽを向かれる。
味覚の世界も格闘技の世界も、あらゆる商売もそうかもしれない。
リサイクルされた食品でも、心底老舗に惚れて居ればこそ、許せるだろうし、又食べたくもなるだろう。
実際、ブランドのみで体裁だけで見極めている方への信頼は地に落ちる。
要するにブランドにするほうにも認めたほうにも責任は少なからずあるはず。
自分で見極める眼を養って行かねば、本質は見抜けはしないのだ!!
今や看板で飯を食う時代では無いのかもしれない。

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