コメントでギターについてお葉書きを頂いた。
弦楽器は殆ど指を使うので激痛との格闘から始まる。
「テンション」ってのがあって、所謂弦の張りがきつければきついほど指板の押さえを強くしなくては音が綺麗に鳴ってくれなくなる。
まずはクラシックギターで始めるのが良いと思います。
ナイロン弦は比較的指に優しく、スチール弦程細くなく、痛みも少ないと思います。
普通ギターと言えば「フォークギター」を思い浮かべる方が殆どだと思いますが、これはとっつき易い価格だし、簡単そうで始める方が多いのですが、余りのテンションの高さで挫折する友を何十人と見てきました。
まず、ギターは伴奏楽器が定番なのでコードを覚える事になる。
で、まず、指の痛さで止める方が50%。指が開かずに挫折する人が2.30%! で、バレーコード!「
Fコード」
で止めて行く人が70%!?
後の挫折者は伸び悩み???
ギターが安価で次々に売れていく理由はそんな所だと思う。
笑っては居られない。資源には限りがある。ただ単に安いからと言って購入してしまうギターは自ずと焼却、不法投棄等と哀れな末期を迎えるのが不憫でならない。
人間は高価なものを購入すると元を取ろうと必死になる傾向がある。
例えば携帯電話やゲーム機器等ならばともかく、自然の木材を使っている楽器は生半可な気持ちで購入する事は禁じてである。
誰もが憧れの「ハカランダ」と言う楽器には打って付けの材質が現在は輸入禁止なのでいいギターを手に入れるのは現在大変困難な状況である。
現在ハカランダ製の手工ギターであれば間違いなく乗用車が買える!!
まあ、バイオリンの名器などは数億円するのだしそれでも安いのかもしれない。
偏見も交えて僕の意見を言わせて頂ければ、エレキギターだと、「15万円〜」
フォークギターだと「20万円〜」 ガットギターだと「30万円〜」
であればそこそこの音がすると思います!
100万以上は趣向の世界だと思いますし、遠い未来の夢として神棚に写真でも供えておきましょう。
オークションだと割安で手に入れられますけど、当たり外れは明確です。
ご自分の体型に合わなかったりしたらそれは大損失!!
体型を変える事はまず無理ですからね〜!
自分の指、手の長さにあったしかも、良い材質のギターをお選びくださいね!
ギターは正に生涯を連れ添う伴侶の如くあり・・・は大げさでありましょうか?

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